P/L:ヴィオラちゃん

今日のヴィオラちゃんのレッスンは、パブリックトレーニングの一環として駅前のコースの歩行トレーニングや以前からの課題である、気になる第三者への吠えに関して改善の為のトレーニングを行いました。

歩行の際のポジションの理解はありますが、ハンドラーが変わると甘えが出てしまい先行してしまう傾向も見られます。また、トレーニングをしている「Heel」のポジションや実行性が環境刺激により低下してしまいますので、普段のお散歩でも実行性を確認しながらコマンドを出してみましょう。

階段の手前や横断歩道の手前など、コマンドが出た際にはスムーズにヒールポジションに停座できる事を目標にしてください。「座れ」や「伏せ」なども、環境刺激が低い状態でも実行性や姿勢の持続性が不安定ですし、解除のコマンドを待たずに自主解除してしまう傾向がります。特にコマンドに対して「従わない選択肢を作らない」という考え方で臨んでください。日常では、依存心が強く甘えるのが上手ですし、その甘えた表現に飼い主さんも反応してしまい様々な事が許されています。このような対応が、どうしても一貫性が無くなりコマンドに従わなくても良い学習をさせてしまいがちですので意識的に改善をしていきましょう。

目が合う人や黒い服の人・高齢の男性・走る子供など、ヴィオラちゃんの反応する条件がいくつかありますが、その条件や反応する前の事前行動などを飼い主さんが読み取りながら対応が後手にならないようにする事と、吠えずに対象を見過ごせたり無視が出来た時には、大いに誉めて評価して上げれるようにしていきましょう。

「積極的な無視」は「環境馴致」のトレーニングを積み重ねながら適応能力の延ばしていく事が大切です。確認できない情報が多ければ多いほど、気になりますしストレスが吠えとなり表面化します。時間を見つけて多くの経験を積ませながら「積極的な無視」ができるようにしていきましょう。

暑かった夏も、ようやく終わり、大好きだったプールも終わりになります。なのでレッスンの後は冷やし犬納めで、2023最後のスプラッシュ💦

また来年の夏も、豪快なスプラッシュを見せて下さい。


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