P/L:マー君&ゲイリー君。

今日のマー君&ゲイリー君のレッスンは、コマンドの応用や実行性の確認とワンポイントの修正トレーニングなどです。

コマンドを日常に取り入れて

日頃は室内への出入りが自由な2頭ですが、玄関から出る際の「Sit」と「Stay」と犬たちが外に居て飼い主さんが出る際の「Sit」と「Stay」も意味は同じです。

興奮状態だと「Sit」の持続時間が短くなりますが、動いたら「アッ!」や「NO!」ではなく「Sit」のコマンドでシンプルに分り易く1つのコマンドを徹底して実行させるようにしましょう。リードをつけると、すぐに動き出すケースを良く見掛けますが、「Sit」のコマンドが出ている以上、リードが着いても「Sit」を実行し続けます。もう1頭にリードを着ける作業をしていてもリードをつけられた1頭は常に「Sit」を実行しますが、この画像で大事なのは、最初にリードをつけられたゲイリー君が飼い主さんを見ている事です。この時に、周りに意識が向いてしまうと「Sit」を解除してしまう結果につながりますので飼い主さんは、マー君にリードをつけながらも「Sit」で動かないゲイリー君を誉める事が大切。

※ただ、この時のゲイリー君の意識は写真を撮っている私にも意識を向けています。それは耳の角度で非常に分り易いのですが、そんな中でも飼い主さんの方を優先している事に最近の成長が見られます。

では、お散歩に行きましょう!

 

「Come」の復習トレーニング

前回のレッスンで行った「Come」のコマンドの際のポジションと実行性について、今日は理解度がどこまで進んでいるのか?を確認させて頂きました。

まだゲイリー君は、一旦オーバーランしてから正面に「Sit」をしなければいけない事に気づきポジションを移動します。今後は、必ず正面に座れるようにしましょう。マー君は距離が短いとアテンションコントロールのトレーニングと勘違いしていますが、正しく正面に座れますので、アテンションと「Come」の違いを明確に教えていきましょう。

一定の距離を空けると「Come」で真っ直ぐ戻れるようになっていますので、どんな場所でも必ず正しいポジションに戻れるように繰り返しトレーニングをしていきましょう。

 

「Take」を理解させる

PULLERでもボールでも同じ事ですが「Take」のコマンドは咥えて持ってくる意味ですが、持ってきてから飼い主さんの前に落とすのではなく飼い主さんの手に渡すようにしていきましょう。

最近は「Take」と咥えているものを離させる為の「Off」が理解できてきた為に、飼い主さんのコマンドを出すタイミングが早くなり咥えてきたモノを落とすようになっていますので修正していきましょう。

地面に落ちているモノでも「Take」のコマンドで咥えて飼い主さんに渡すようにトレーニングをするのですが、徐々に咥えている時間を延ばし「Take」=「咥え続ける」という理解を深めるようにして下さい。将来的には、咥えたまま「Sit」ができるようにステップアップしていきましょう。

 

歩行者を追い越す

以前の課題であった、人が大好きなためにすれ違う人へのアピールや飛びつき行動についての現段階でのゲイリー君の気持ちの変化を確認する為に、日傘をさした3人の歩行者を追い越してもらいました。

声を掛けられたり接近してきても、全く無視ができていましたので今後も状況判断の中でゲイリー君の反応を観察しながらステップアップしましょう。特にお散歩のスタート時のようにテンションが高い場合は、注意が必要です。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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