今日のリサちゃんのレッスンは、今後のステップアップを考える上で必要な誘惑刺激の中でのコマンドの実行性を高める為のレクチャーと簡単な実践トレーニング。基礎コマンドの実行性の確認トレーニングなどを行いました。
オモチャなどの誘惑を使い、呼び戻しのコマンドの実行性を確認するトレーニングでは、誘惑よりも飼い主さんからのコマンドを優先できるかどうか?の確認の際に飼い主さんからの通常使用している「Come」のコマンドが出ますが、何度コマンドを出してもリサちゃんが反応しないと「おいで」のコマンドを出す傾向があり、この「おいで」の方がリサちゃんには呼び戻しのコマンドとして有効なようです。
では、今までの「Come」は何なのか?をここで考えなければいけません。無意識のダブルスタンダードは、本来のコマンドの理解を混乱させます。「Come」は「何かをやらされる」、「おいで」は「何か、もらえる」という、間違った理解が進んでいますので飼い主さんが意識しながら、このズレを改善していきましょう。
格好がいいから英語のコマンドではなく、英語やドイツ語・フランス語を使う事の有効性には理由があります。もう一度、再考していきましょう。
オモチャの遊びでのコミュニケーションに関しても、手を変え品を変え何個もオモチャを持ち歩くのではなく1つのオモチャに集中させられるように工夫してください。
そして遊び方は、現状の遊び方よりも更に上手に遊ぶことでリサちゃんの動きも反応も、飼い主さんへの集中も変わります。楽な遊び方では犬は変わりませんので全力で頭と体を使い遊びましょう。
現在理解してステップアップ出来ている基本コマンド「Heel」「Down」「Styand」に関しては、この月齢では非常に高い精度で完成されつつあります。
今後は屋外での刺激の中でも同じ集中力と実行性が実現できるようにステップアップトレーニングを進めていきましょう。
この記事へのコメントはありません。