俣野公園 愛犬マナー教室

昨年に引き続き、俣野公園にて愛犬マナー教室を開催いたしました。参加されたのはココアちゃん(シーズー1歳10ヶ月♀)・ラテ君(トイプードル6歳♂)・メイちゃん(ミニチュアシュナウザー2歳♀)・リク君(シェットランドシープドック1歳♂)・こまりちゃん(ポメラニアン×チワワMix1歳2か月♀)です。

お申し込みの際に事前に頂いている現在の課題についての個別のアドバイスやトレーニングと共に、初めて犬を飼われる飼い主さんが多かったこともあり、犬を飼う上での基本的な考え方や必要な知識と技術的な面に関してもお話をさせて頂きました。


ココアちゃんは、お家の中のオモチャは片づけてもらい、飼い主さんがタイミングを見計らないながら遊びをスタートさせましょう。またボールなどをガジガジさせずに、ロープなどを使って「持ってきて」のコマンドを教えて下さい。まだ若いですから、今のうちに飼い主さんがイニシアティブを握った良い関係性を作ってください。


ラテ君は、お家のテリトリーではとても強そうですが、屋外ではパピー期の社会化不足から、とても怖がりのようです。しかし、初めて会う人から初めて食べるトリーツを食べることができていますので、積極的に取り組むと改善できるレベルです。課題の吠えに関しては、一番安定して対応ができるご自宅で正しい事と間違っている事を理解させてあげると、車内でのバックギアの音への吠えもコントロールできます。


メイちゃんは、飼い主さんも以前に同じ犬種を飼われている経験もおありですので、犬を飼う上での基本的な知識や対応は出来ている面も多いようです。課題の他の犬への吠えに関しては、メイちゃんの社会化期はペットショップの中でしたので充分な経験ができる状況ではなかった事もあり他の犬とのコミュニケーションは不得意のようです。吠えに対しての明確な対応での改善と共に、1頭でも2頭でも気の合う他の犬とのコミュニケーションの時間や経験を積むことも改善のポイントです。


リク君は、少しシャイな面はありますが飼い主さんには強気な面があるようです。適切な運動の時間を与えながらストレスを軽減して課題改善の切っ掛けにしていきましょう。特に牧羊犬系に多く見られる動くモノに対しての強い反応や吠えは、確実に改善をしないと危険な場合がありますので早急に改善に着手することをお進めします。アテンションへの反応はとても良く反応できていますので飼い主さん側も、リク君が嫌がることを無理に行わないようにしていきましょう。


こまりちゃんは、とても元気で意欲的ですが、発散をする方法を飼い主さんが理解していませんので草を食べたり拾い食いの行動に変換されています。特に拾い食いに関しては、こまりちゃんが口に何かを入れてから飼い主さんが取り出そうとしていますので、こまりちゃんには飼い主さんと遊ぶゲームの時間になっています。現在のダブルリードは、あまり意味を成しませんのでシンプルに首輪に切り替えて適切な運動と良い経験を積ませてあげて下さい。


参加された皆さん本当にお疲れ様でした。皆さんの愛犬への愛情と現在の課題を何とか改善したいお気持ちが強く感じられた時間でした。愛犬たちの理解力はとても高いですし、正しい教え方を飼い主さんが理解すると正しく覚えてくれるはずです。愛犬の命を守るためにも、飼い主さんが犬を飼う上での基本的な知識や技術を1日も早く取得し、愛犬が楽しい犬生を送れるよう努力してください。


関連記事

  1. with sarada 140th Yokohama-School

  2. 第6回 清水ヶ丘公園マナーアップスクール

  3. with sarada MAPLE DOG School

  4. 犬を迎える前に 犬を迎えた後に

  5. with sarada 144th Yokohama-School

  6. with sarada FIELD School

  7. with sarada 124th Yokohama-School

  8. with sarada FIELD School

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Archive

2021年11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930