今日のウラ君のレッスンは、前回に引き続き大型複合施設内でのパブリックトレーニングです。
2回目ですのでウラ君にも落ち着きが見られましたので、セッションごとのレベルを少しずつ上げながら今後目標にすべきレベルの確認をして頂きました。
エレベーター前の待機と乗り込んだ後のポジションは良くなっています。今回は、降りてきたエレベーターからカートに乗ったダックスに吠えかかられても反応を示さずにいられましたので成長を感じられます。カートに乗せて吠える事を容認してしまう飼い主さんが多いのにも驚かされますが・・・。
ペットショップ内でのディストラクションとなるトリーツやオモチャの陳列スペースの通過やショップ内での他の犬とのすれ違いも安定しています。
屋外のベンチでの「アンダー」コマンドの実行性に関しては、少し不安定な場面もありますが、これからのトレーニングで改善していきましょう。
特に飼い主さんの視線やトリーツを与えるタイミングなどが、現在の課題を引き起こしているようですので、再確認して正しい対応をしていく事が必要です。
歩行中の他の犬とのすれ違いも、相手の犬が吠えてくると多少の反応が出ますが、大きな反応ではなく飼い主さんの持つリードの張りの変化程度ですので、今後も積極的な無視ができるようにしていきましょう。
施設内にあるトイレの活用で、無暗なマーキングをせずに済みますので、トイレのコマンドの認識ができている事は、とても有効です。オープンカフェでのウラ君の理想的なポジションを今後は修正していきましょう。今までの飼い主さんからのトリーツを与えるタイミングが、課題ですので「アンダー」のコマンドのトレーニングと同様にタイミングと意味を正しく関連付けられるようにして下さい。
トリックとしてのコマンドではなく実用的で実行性の高いコマンドの理解を深めて、どこでも一緒に行くことが出来るペアを目指しましょう。
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