今日のノーズワークグループレッスンは、ブルーノ君・ベルちゃんのアロマステージの導入セッションとBuddy君・GODRUN君のステップアップセッションです。それぞれのレベルの確認をしながらセッションを組み立てました。
ブルーノ君は、ペアリングからハイド単体へのアプローチができるようになってきましたが、報酬の与えるタイミングや与えられた際の音に対して違和感があり、全体的な躊躇に繋がりました。そこで、アプローチの方法をブルーノ君が抵抗なくハイドへ進み鼻を使えるように設定をし、ハンドラーからの報酬も極端な難易度が無いようにする事で一定の理解ができたようです。フードステージとは色々な面で難易度が違うことからブルーノ君の集中力も続かなくなりますので状況を良く観察する事と充分な休息をさせてセッションを進めるようにして下さい。
ベルちゃんは、フードステージ同様に意欲的で動きも素早い分、ハイドへの反応に対してのハンドラーの報酬を与えるタイミングが遅すぎる事で全反応セッションは、ベルちゃんに正しい理解が進みませんでした。2回目以降のセッションでは、告知に対してのポイント的な強化セッションをしましたので何を求められているのか?が理解できるようになっていました。意欲の高さを集中力の高に良い影響を与えられるようにこれからのステップを楽しんでいきましょう。
Buddy君は、前回のセッションで行ったスクラッチ行動の改善を伴う告知姿勢の維持を中心にしたセッションは、前回よりもハイドへの認識は早くなりつつあります。以前までは、まだフードステージへの意欲が高く探す目的を見失っている状態が続いていましたし、告知というよりも告知の姿勢をするだけで鼻を使えていない状況が続いていました。今回の1回目のセッションでも、この姿勢だけを維持する反応が見られましたが、すぐに鼻を使いながらハイドへの告知が出来ていました。スクラッチは、かなり強い習慣になっていますので丁寧に進めていく必要がありますので引き続き取り組んでいきましょう。
GODRUN君は、FIELDに到着する前のお散歩で気もそぞろになるような出来事があり、セッション中もハイドへの集中が殆ど維持できていない状況が続きました。雄犬としての本能的な反応は、中々コントロールするのは難しいことですが、コマンドでのスイッチの切り換えができるようになる事が理想です。ただ、そんな中でも、気持ちが正常になるといつものような高い捜索能力を見せてくれますので、また次回を期待しております。
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