今朝のレオン君のレッスンは、ロングリードを装着して屋外でのボールを使ったレトリーブや飼い主さんとのコミュニケーションの進め方などの実践トレーニングを行いました。
今までは主にお散歩がメインで飼い主さんも一生懸命散歩の時間を延ばしならレオン君のストレス発散などに努めてこられましたが、成長と共に運動量が必要になることから最近は、運動不足の面が家具の破壊行動や就寝前の運動会などの習慣に繋がっているようです。
今日のレッスンでは、ロングリードの使い方や今までの行動範囲よりも遥かに広くなった場合のレオン君の動きの変化や反応の違い、また飼い主さんからのコマンドへの実行性の確認などを行いました。
自宅では、確実にできるコマンドも屋外では多くの誘惑刺激があることで中々飼い主さんのコマンドを優先できません。単にボール遊びでも、ご自宅での動きとは全く別の動きになり飼い主さんの困惑をレオン君は楽しんでいるようです。
刺激の多い環境下でも、地面の質感を変更する事で刺激レベルのバリエーションが可能です。芝生の上での臭い嗅ぎなどの反応を極力抑えるために、地面の質感をタイルに変更してボールのレトリーブの実践を繰り返します。
ここで飼い主さんに必要な要素は「誉める」という表現力です。なかなか屋外では羞恥心が先行してしまいニンゲン側の犬に対する表現力が低下しますので、室内よりも強くなる誘惑刺激に対応できなくなります。ですから、今の飼い主さんに必要な事は第三者からの評価はさておき、レオン君と真摯に向き合い楽しむことが大切です。
体を動かし、一緒に楽しんでくれる飼い主さんとのコミュニケーションは、今後の関係性を深めるには必要不可欠ですので、まだ涼しい朝のうちに出来る限り無理のない運動を与えながら基本的なトレーニングに結び付けていきましょう。
アテンションに対する反応とアイコンタクトの強化・屋外での「待て」・屋外での呼び戻しを今後の強化ポイントとしてトレーニングを進めてみて下さい。
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