午後からのノーズワークグループレッスンに参加されたのは、ビギナークラスにふく君(ミニチュアシュナウザー7歳♂)おこめちゃん(ブリタニ—スパニエル9ヶ月♀)、ステップアップにBuddy君です。ビギナークラスのペアは、ノーズワークについてのレクチャーとBOX移動をメインに行い、Buddy君は、バリエーションBOXサーチでハイドの難易度を上げたセッションを行いました。
ふく君は、1か月ほど前までブリーダーで飼育されていた為、本来経験すべき社会化が不足しており苦手な事象が多いようです。男性に対しての恐怖心もあるようでしたので、ふくちゃんの気持ちを優先しながらのBOX移動のセッションを行いました。最初のセッションでは、環境の確認のためにフィールド内をチェックする行動が見られ、BOXへの興味よりも環境の確認が優先されていましたが、セッションを進めるごとに上手に鼻を使い、フードBOXに到達できるようになっていました。スタート時の意欲も非常に高くなり、初めてのノーズワークとしては、とてもステップアップが早く、最後のセッションではブラインドでフードBOXをサーチできていました。これからのメンタルの成長がとても楽しみです。
おこめちゃんは、最初のセッションからハイバリュートリーツに対する意欲が高く、フードBOXへの到達には多くの時間を要しませんでした。ただ、周りの環境への反応も見られ少し気の散り易い場面もありましたが、バリエーションBOXのStep1~3には、躊躇なくアクセスできていました。後半のセッションは、ブラインドでサーチできていましたし、セントコーンへの反応もブリタニ—らしい鼻の使い方でした。セッション終了後のクレートの待機が、もう少し安定しセッション間のOffの状態ができるようになると更にノーズワークの精度も向上します。
Buddy君は、ハイドの設置の難易度を上げてのチャレンジです。意欲的でサーチ速度も速くハンドラーの告知が、中々ついていけない面がありますが、今日のハンドラーの観察力は、非常に安定していました。Step5のOut of BOXのセットでは少し時間がかかりましたが、スタンダードハイのハイドの設定も進めていきましょう。サーチのルーティーンは、とても大切ですので、ステップアップをすればするほど、このルーティーンは確実でなければいけません。
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