P/L:トナ君。

今朝のトナ君のレッスンは、オビディエンストレーニングの課題に対しての取り組み方と実践トレーニングです。
以前より脚側停座のコマンドに対しての実行性を、環境を問わずに実践できることを目指していますが、指導手側からのコマンドに対して集中を維持できていないことなどもあり、まだまだ不安定な面が多く見受けられます。また、その要因は、指導手が無意識にトナ君に合わせてしまう事で、一定の緊張感と集中力の維持ができなくなることにもつながっています。

ひも付き脚側行進は、直線の動きはとても安定していますが、各コーナーとターンの際に遅れてしまう事で同調性がありません。この改善の際にも、あまり誘導的な動きばかりで形だけにとらわれてしまうと、誘導する動作がないと行動が伴わなくなりますので、トレーニングの段階を確認しながら進めていきましょう。

紐なし脚側行進は、紐付き脚側行進よりもトナ君の同調性が安定していないと完成されません。特に紐付き脚側行進のトレーニングで、リードを活用しすぎてしまうと紐なし脚側行進では、対応しきれなくなりますので注意しましょう。

CDの課目は、紐付き脚側行進以外は、すべて紐なしでの作業となりますので、5課目ないし10課目の課目間の集中の維持は、とても重要ですし、その際の主導権が、どちらに存在するのか?が一番大切なことです。集中をさせようとして普段の動きとは違う動きで、犬の気を引こうとしても、その行動は犬からすると陳腐な動きにしか感じられません。日頃からの関係性の中から、嬉々として従う心を育むことを目標にトレーニングをしていきましょう。


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