オビディエンスグループレッスン

今朝のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、レティーちゃん・ブルース君・たんぽぽちゃん・モモちゃん・リンゴスターちゃんです。いつもの公園からドックランへ環境を変えてのトレーニングを行いました。普段の環境とは違う刺激レベルの場合のトレーニングの組み立てをどのように進めるのか?あえてアドバイスをせずに自ら考えて取り組んで頂きました。この取り組みの考え方で、日頃の自主トレーニングが課題克服に適切に行われている考え方なのか?などにも関係してきます。

レティーちゃんの集中力の低下は指導手の基準が、その時々で不安定になる為に、同じ事をしていても誉められない事もありますし、指示をされることもあるという点が大きな問題です。トレーニングの組み立てる上で、段階的にステップアップをしていかないと、いきなり高難度な目標でトレーニングをし、日頃のトレーニングが、それを補う取り組みでない限り、基準がバラバラになります。環境刺激が変わる事で、更に集中力の維持が出来なくなりますのでもう一度、基準を見直して、現在のトレーニングレベルを再確認していきましょう。


ブルース君は、報酬として使うはずのPULLERを忘れてしまうという点からトレーニングへの向き合い方への緊張感が感じられません。PULLERが無いからトリーツでという安易な考え方ではなく、トレーニングの最後に貰える最高の報酬があるからこその意欲や集中です。そして、その報酬と共に心から誉める事で誉め言葉が報酬となります。5課目を通して行う事で、まだ如何に指導権がブルース君にあり、本来のオビディエンスの関係性に至っていないのか?が理解できたと思います。特に紐なし脚側行進は、ブルース君が動くか?動かないか?にかかっていますので、指導手の動き方や姿勢にも自信がなくなります。


たんぽぽちゃんは、いつも公園でのスタートの切り返しの集中のさせ方で意識を高める事を繰り返し行う事で、脚側行進の意識が持続できるようになりつつあります。指導手の誉め言葉がパターン化されていますので、誉めるタイミングを脚側行進を持続した結果で誉めるなどの変化も必要です。但し、集中力が持続している時間によりますので、この観察力を臨機応変に行う事が求められますし、報酬を与える動きが緩慢すぎる為に、集中が切れて余所見の原因になったり次につながらなくなります。復路へのターンでのギャラリーへの脚側行進は、現在の指導手との関係性が如実に表れます。あの直線を指導手へ意識を集中して脚側行進ができるようになる事を目標にして下さい。


モモちゃんは、待機中の鼻鳴き改善も含めたトレーニングとなりました。意欲が高い事と要求が強い事では意味が違いますので、意欲の高まりを集中力の爆発につなげる為にも待機中の無駄なエネルギーの発散は抑えるようにしていきましょう。脚側行進の距離間は、指導手がライン上を歩く事で更に広がっているように感じますが、これが現状ですので、日頃のトレーニングでもライン上を指導手が歩き安定した脚側行進を目指しましょう。どちらかというと、紐付きよりも紐なし脚側行進の方が自主性の高い脚側行進になっています。伏臥の肘浮きに関しては、丁寧に根気強くパターン化せずに強化する事が必要です。


リンゴスターちゃんは、遅れの改善のトレーニングをメインに考えていますが、いつしか指導手の動きは先に進む事ばかりを考えています。環境刺激に対して左右されやすい性質ではありませんので、あまり環境の変化に対してのリカバリーを考える必要はありませんが、その分、普段と同じように細分化した脚側行進のイメージ強化を考えた取組み方にしなくてはいけません。ただ、同じパターンで行う事で集中が伸びなくなりますので、前回行ったようにリンゴスターちゃんが意欲的な脚側行進の反応を見せたタイミングを逃さずに距離を延ばせるように再認識して下さい。


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