今回より開催会場を「ドックラン湘南」さんに変更しwith sarada 135th Yokohama-Schoolを開催しました。
参加されたのは、初参加のウィル君・レオン君、ステップアップでは、クー君・ライマちゃん・花音ちゃん・スミレちゃん・チャディ君・モモちゃん&レティーちゃん&リュウ君・ トナ君・ローキーちゃん・ モコちゃん&プーちゃん・クイールちゃんの12組15頭です。
初めてのドックランで。まずは臭い嗅ぎや運動などで環境への馴致時間です。
新しいメンバーも加わり、またいつものメンバーとも広いランで追いかけっこでコミュニケーションの時間が進みました。
オビディエンストレーニング
遊びながらの環境馴致はできましたが、オビディエンスのトレーニングとなると集中力の維持や周りの環境に左右されないようにコマンドの実行性を高め維持させる事は簡単なことではありません。
普段のレッスンとは、違いますので良い経験にもなりました。環境が変わったことで散漫になりますので、コマンドや誉め言葉の表現をいつもよりも分りやすく行うことも大切です。
それぞれの課題への取り組み
社会化が少し不足していて、ランでも他の犬とのコミュニケーションをとるのが苦手なクーちゃんですが、コミュニケーション能力の高いウィル君が上手に遊び誘い1つ階段を登れたようです。反対に、コミュニケーション能力が高い分、飼い主さんのコマンドを無視して、他の犬と遊ぼうとするウィル君の呼び戻しの課題は、何度も呼び戻しながら1つのルーティーンを作れるようにトレーニングをしていきましょう。呼び戻しが課題になっているのは花音ちゃんも同じですが、他の飼い主さんに自分をアピールして、そのアピールに他の飼い主さんが応えてくれますので、余計に呼びのコマンドを無視します。諦めずに呼びきることで、本来理解している呼びのコマンドを実行させることにつながります。反対に「待て」のコマンドを強化しなければいけないのがリュウ君です。今回も新しい環境でしたので基礎に戻して「待て」を確実に行なえるようにしていきましょう。また脚側停座の位置や脚側行進の位置なども少しずつ教えてみて下さい。レオン君は、他の犬に対して相性が悪いと強い意思表示をしますが、飼い主さんの対応を根本から見直さないと飼い主さんが思っているような理解は深まりませんので再確認していきましょう。ライマちゃんは、飼い主さんへの抵抗感が強くなっているようです。誉める機会を増やして叱る機会を減らしましょう。特に現在の叱りは叱りではなく、単にニンゲンの不満を表現しているに過ぎませんので教育として叱りは成立していません。
トライアルゲーム
今回のトライアルゲームは、呼び戻しのタイムトライアルです。呼び戻しに課題のあるペアでも、このゲームになると何故か戻れます。(笑 しかし、今後は最後のフィニッシュをシッカリと正面停座もしくは脚側停座で止められるようにトレーニングをして下さい。
今回は飼い主さんの走力も結果に影響していましたが、凄い速いのに最後のフィニッシュが決まらずに順位が上がらなかったペアも!また次回頑張って下さい。
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