今日のローキーちゃんのレッスンは、前回のレッスンの復習や修正ポイントのチェックなどを行いました。
リードを引かずに飼い主さんの傍で歩く「Slow」のコマンドの修正トレーニングに関しては、このコマンドだけではなく全体的なコマンドの理解の改善を進めながら正しく学習させていきましょう。特に誉める事やトリーツの役割を再確認して下さい。
コミュニケーションは、様々なシチュエーションを活用しながら新しいコマンドの導入などもワクワク感は増加します。
先日のスクールでトレーニングをした「ジャンプ」のコマンドも、色々なパターンで連続ジャンプまでのステップアップでトレーニングをしてみて下さい。
アイコンタクトの重要性に関しての飼い主さんの意識が変わったことで、前回の先読みの動きも改善されてきてきています。
改善は強化よりも5倍難しくなります。それは、今までの飼い主さんの習慣化された対応により犬の学習が成立していますので、まずは飼い主さん自身の考え方や動きを改善しなければいけないからです。
刺激の中での呼び戻しに関しては、呼び戻しのコマンドのタイミングなども工夫しながら無視をさせずに確実に呼び戻すことを徹底していますので、ローキーちゃんの自発性も高くなっています。
視界の中にはカラス。しかし、コマンドを優先して戻ることが出来ています。
誘惑物が、たくさんありそうなブッシュの中に対しては、呼び戻しのコマンドを早目に出して失敗をさせないことを先行して下さい。
「待て」の認識が、少し曖昧な面があります。特に動くことが得意なタイプの犬は、「動」よりも「静」が苦手ですので、メリハリを持たせる意味と行動を制止させる為に、シンプルで最も効果的な「待て」の強化も進めましょう。
周りでは鳥が飛んでいたり、他の犬が遊んでいたりする刺激の中でも「アンダー」のコマンドを維持できるかどうか?なども、これからのローキーちゃんには必要なトレーニングです。
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