今日は、なないろ動物病院さんにて2025年最初のノーズワークのグループレッスンを開催いたしました。参加されたのは、午前中のフードステージビギナークラスにTabathaちゃん(ミニチュアピンシャー♀)ちゃん・むう君(ビションフリーゼ♀)・健丸君(チワワ♂)。午後からのアロマステージステップアップクラス第1グループには、ベイリー君・ティラミスちゃん・ノア君・マロン君・べりぃちゃん・モナカちゃん。第2グループには楽優君・ラック君・リンちゃん・太郎君・ルーク君です。
【フードステージビギナークラス】
むぅちゃんは、最初のセッションではBOXへの意識も低くお鼻を使う事ができていませんでしたが、2回目以降のセッションではフードBOXへのサーチの意識が高くなり、シッカリとお鼻を使う事ができていました。まだ飼い主さんを頼ろうとする面もありますが、今後のステップアップが楽しみです。
Tabathaちゃんは、最初のセッションでは、BOXよりも場所の確認が優先していました。今回は、ハイバリュートリーツが限定されていましたので、ノーズワークに対しての意欲は時間を掛けながら取り組めるようにセッションを進めました。休憩を挟んだ2回目以降は、周りへの意識もよりもフードBOXへの意欲が高まり後半は、とても素晴らしいノーズワークでした。待機中の吠えもノーズワークを経験する事で軽減されてきますのでシチュエーションごとに対応を考えながら進めてみて下さい。
健丸君は、少し怖がりでしたのでハイバリュートリーツの選択も躊躇がみられましたが、セッションを進める度に、動きも速くなり、スタートからの意欲も高くなっていました。後半のセッションでは、バリエーションBOXのStep2もクリアできていましたので、今後の健丸君のメンタルの成長が楽しみです。
【アロマテージビギナークラス】
ノア君は、トリーツに対しての好き嫌いがありますので、今回のペアリングでも最初のセッションで少し躊躇がみられましたが、2回目以降はハイドに対しての意識も出てきました。ただ、まだハイドに対しての強い意欲と集中がありませんので、今後のセッションで高めていきましょう。後半は、告知の静止姿勢も少しでてきていますので、また次回!
ベイリー君は、フードステージよりも落ち着いて捜索ができていました。ハイドに対してのペアリングとその後の捜索も意欲的で素早く到達できていました。前半は、ハイドに対しての静止ができていませんでしたが、後半は静止姿勢も出てきていますので、あまり時間を延ばし過ぎないようにしてステップアップしていきましょう。
ティラミスちゃんは、フードステージ同様に、とても意欲的でスピーディーな捜索を見せてくれました。前半は、ハイドに到達した際の動きに落ち着きがありませんでしたが、後半は自発的に停座をする仕草も見られましたので、今後のステップアップが楽しみです。報酬の種類ですが、小さなフードで転がり易いトリーツですでの、あまり転がらないような形状のモノを用意してみて下さい。
【アロマテージステップアップクラス】
第1グループ
マロン君は前回のセッションで行った報酬の提示の方法を再確認して頂きました。少しずつ告知の際の動きに落ち着きは出ていますが、まだ鼻でハイドを移動させる傾向も見られますので引き続き修正をしていきましょう。捜索能力は安定していますので告知の強化です。
べりぃちゃんは、今日はハンドラーを変更してのセッションでした。ハンドラーの経験も今日のセッションで色々できたと思いますが、報酬の提示のタイミングがズレる事で、べりぃちゃんに大きな影響を与えてしまう事を再確認できたと思います。まだ告知の際のハイドに対しての距離間がありますので丁寧に修正をしていきましょう。
モナカちゃんは、本当に素晴らしい成長です。躊躇が極端に軽減され告知の際の静止姿勢も安定してきています。ハンドラーからの報酬のタイミングがズレてくると、振り向きの要因にもなりますので注意をしましょう。ハイドに集中できている際の耳の傾きなども報酬のタイミングを見るうえでは大切です。
【アロマテージステップアップクラス】
第2グループ
楽優君は、ハイドの大きさが小さくなりレベルアップした設定は、まだもう少し早いようです。ハイドの大きさを大きいままに、到達するまでのアプローチを確認し、ハイドとの距離間なども強化していきましょう。静止姿勢は、一定の静止ができますがハンドラーからの報酬のタイミングが先読みされている傾向もありますので安定した告知を目指しましょう。
太郎君は、ハイドの大きさを小さくしたレベルアップは、まだ捜索に対しての意欲を高く維持できなこともあり今後のステップアップにしていきましょう。告知の際の静止姿勢は安定していますが、ハイドとの距離間がる事と、ハンドラーの手の動きや、傍に近づくプレッシャーによりハイドから離脱してしまう場面が見られますので、落ち着ていトリーツを提示する事や先読みをされないようにしていきましょう。
ラック君は、捜索への意欲が空回りした1回目のセッションでしたが、それ以降は、いつものラック君らしい、良い捜索を見せてくれました。ハンドラーからの報酬のタイミングやコントロールも良くなっていますので、今後もレベルアップしていきましょう。
リンちゃんは、捜索そのものは大きな問題がありませんが、告知の際の静止姿勢がハンドラーの手の動きに敏感に反応し、すぐに静止姿勢からハンドラーへの振り返りになっています。報酬を与える際に守らなければいけない、いくつかのポイントがありますが、そのポイントの理解が深まっていませんので、リンちゃんの振り向きに一瞬で反応してしまい、告知動作が安定しなくなっています。また次回、修正を進めていきましょう。
ルーク君は、集中力とセントコーンに対しての反応も正確ですし安定しています。告知の際の静止姿勢も安定していますが、ハンドラーからのトリーツのタイミングを先読みされていまので注意しましょう。またレベルアップをして集中力を高めていきましょう。
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