ノーズワークグループレッスン(AREC)
今日は、なないろ動物病院さんにてノーズワークのグループレッスンを開催いたしました。参加されたのは、午前中のフードステージステップアップクラスにもじゃ君。アロマステージビギナークラスに、ベイリー君・むぅ君・ティライスちゃん・健丸君。アロマステージステップアップクラス第1グループに、ノア君・マロン君・モナカちゃん。第2グループに、リンちゃん・ラック君・楽優君・ルーク君です。
フードステージステップアップクラス



もじゃ君は、前回が初めてのノーズワーク。中々飼い主さんから離れられない状況からフードボックスへの意識がついてきた段階でしたが、今日のセッションでは前回のハイバリュートリーツに対しての反応が低く本来のもじゃ君の能力を発揮できないままとなりましたので、次回のレッスンではハイバリュートリーツを見つけて再チャレンジしましょう。
アロマステージビギナークラス
ビギナークラスは、アロマへのペアリングのペアと、セントプールからセントコーンへのステップに移行し始めたペアを対象にしました。








ベイリー君は、久しぶりのセッションとなりましたが、ハイドへの認識も高く告知の静止姿勢も理解できてきています。セントプールからセントコーンへのステップアップでは、高さのある設定など難易度が高くなることで捜索時間も長くなりますが、良く集中できていました。




むぅ君は、フードステージからのステップアップですので、ペアリングを中心に行いながら進めています。最初のセッションではハイドへの意欲が安定していませんでしたが、後半は、ハイドに留まれるようになっていましたので、次回も頑張りましょう。ハンドラーのスタートのさせ方にもルールがありますので、捜索をさせる方向に向けてコマンドを出して捜索を開始させてください。








ティラミスちゃんは、フードステージからの意欲をそのままに、アロマステージでも非常に高い集中力と意欲を見せてくれています。ハイドに到達後の告知姿勢も安定してきています。ただ、フリーズの静止姿勢と同時に「お座り」や「伏せ」の姿勢も理解してきていますので、現状の告知を決めて進める必要がありますので、まずはフリーズを安定させていきましょう。






健丸君は、ペアリングのセッションも少し躊躇があり、ハイドに近づくことができませんでしたが、2回目以降のセッションでは、ペアリングへの理解が進んだことで捜索の集中が高まり良い捜索ができていました。今後は、ハイドへの意欲を高めながら告知の安定を図りましょう。音に敏感ですが、色々な環境刺激に打ち勝って良く頑張れていました。
アロマステージステップアップクラス第1グループ
それぞれのペアの課題に対しての設定を行いステップアップセッションを行いました。アドバンスクラスのペアには、ハンドラーのスキルアップのためのセッションとなります。





ノア君は、以前行ったペアリングからのステップアップです。初見のモノが傍にあることで、なかなかハイドに到達できない場面もありましたがセッションを進めるごとに意欲も安定してきていましたので、コンスタントにセッションができる方が、環境への馴致も早くなります。









マロン君の現在の課題は、告知の際の静止姿勢です。ハンドラーからの報酬のタイミングにより、焦れてスクラッチが出たりしていましたので、現状の方法で安定感が出てきています。今後は、報酬を与えるタイミングや方法のバリエーションを増やし、その時々のマロン君の反応を見ながら臨機応変に対応できるようにスキルアップしていきましょう。









モナカちゃんは、捜索から告知まで非常に安定した動きになっています。告知の際の静止姿勢の維持もできています。ハンドラーからの報酬のタイミングが読まれることでチラ見やハイドからの離脱も見られますので、報酬のタイミングを考えながら進めましょう。ハイドがハンドラーから目視できない設定は、今後も増えますのでモナカちゃんの告知を信じれるようにして下さい。
アロマステージステップアップクラス第2グループ
それぞれのペアの課題に対しての設定を行いステップアップセッションを行いました。アドバンスクラスのペアには、ハンドラーのスキルアップのためのセッションとなります。









リンちゃんは、都合によりハンドラーが違う事で、ハンドラーの動きや報酬のタイミングが違う事で課題の静止姿勢の維持が前回よりも良くなっていました。ハンドラー側の報酬のタイミングは、リンちゃんの動きを読めるようになることが大切です。









ラック君は、障害物の間を通過できない事が時々出てきていますが、ハイドへの認識や捜索意欲は、とても高く、集中できています。ハンドラーからの報酬のタイミングが、少しズレる事でラック君が振り向いたときに報酬が到達してしまっていますのでタイミングやスピードを考えてみましょう。高さのある設定は、本当に上手に探せていました。









楽優君は、まだ何か気になることがあるとハイドよりも興味の方が優先されますので、本来の捜索能力を引き出す為には、まずは環境馴致の時間が必要になります。ハイドに対しての意欲を高める為にも、報酬の提示の仕方などを工夫してみることも必要です。告知姿勢は安定していますが、ハイドとの距離をもう少し縮められるようにしていきましょう。









ルーク君は、捜索も告知も安定していますので、今後はハンドラースキルを高める為に、ハンドラーがハイドの位置を目視したり確認できなダブルブラインドの状態での捜索を行うようにして下さい。今日のセッションでも、ルーク君が自信を持って告知しているのにもかかわらずハンドラーが自信を持てない場面がありましたので今後に期待します。
次回の開催予定日
次回の開催予定日は4月13日(日曜日)・5月11日(日曜日)です。参加希望の方はなないろ動物病院までお問い合わせください。

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