今朝のMoaちゃんのレッスンは、現在の課題である日常のお留守番の際の要求吠えへの対応の仕方やオビディエンストレーニングの進め方やステップアップの方法についてのトレーニングです。
10か月を過ぎ、飼い主さんの対応にも慣れが生じてきているようです。飼い主さん自身は、様々なシチュエーションで適切に対応をしているつもりでも、Moaちゃんからすると遊びの範疇のようですので月齢や習慣による学習の進捗度合いにより飼い主さん側からの対応にも工夫が必要です。また正しい行動や反応を理解した瞬間に誉める事ができるようにならないと、常にMoaちゃんと飼い主さんとのバトルが続くこととな関係性の構築に良い影響は与えません。
オビディエンスのコマンドのトレーニングに関しては、「Heel」の脚側停座のポジションの理解と脚側行進のポジションの理解を安定させる事と、指導手としての飼い主さんの視線・肩・手の位置や動きをMoaちゃんの先読みや自主解除につながらないようにしていく必要があります。特に脚側停座は、全てのコマンドの基礎となりますのでシッカリと指導手へのアイコンタクトが持続するように教えていきましょう。
脚側行進は、楽しく出来ていますが、指導手のトリーツの位置を安定させることとトリーツが無いと脚側行進をしないという学習をさせないように段階的にアイコンタクトを維持できるトレーニングを組み込みながらステップアップをしていきましょう。
トレーニング後のオモチャのレトリーブは、現在の方法ですとレトリーブせずに逃げてしまい追いかけっこになる事が、トレーニング後の報酬となっていますので、本来のレトリーブを完成させて、楽しく遊べるようにしていきましょう。咥えたモノを出させる事よりも引っ張りっこなどで遊ぶことで、「Take」のコマンドへの反応も高まります。
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