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School
with sarada FIELD School

with sarada FIELD School

2022.06.26

本日のwith sarada FIELD Schoolに参加されたのは、まるちゃん・ラッキーちゃん・モコちゃん・チャバディ君の4組4頭です。

参加メンバー

オビディエンストレーニング

オビディエンストレーニングは個別の課題に対しての対応をグループレッスンを活用して刺激のある環境下などを設定してのトレーニングや、待機中に犬をリラックスさせるシチュエーションによる方向性などを考えてみました。

ラッキーちゃんは、課題である他の犬が居る環境下での歩行や現在理解してコマンドのリトレーニングなどを行いました。

お散歩の引き癖なども歩行の際のポジションを教えながら飼い主さんのリードに余裕を持たせることでお散歩自体に余裕が出てきます。

「待て」のコマンドは良く理解が出来ていますので時間を延ばしながら強化してみて下さい。コマンドの解除への理解が飼い主さん自身の理解として進んでいませんのでトリーツを与えて終わらせずに必ず解除のコマンドで終わらせましょう。これは、全てのコマンドの共通します。

「伏せ」は、現在の理解はトリック的な理解でしたので、解除まで伏せ続ける事を教えた事で姿勢が安定しました。「ついて」なども正しいポジションとアイコンタクトを教えていくようにして下さい。

モコちゃんは基本的なコマンドのリトレーニングの見直しなどを考えながら現状の確認を行いました。

遠隔のコマンドのコントロールや呼びに対しての反応も非常に速いですし脚側行進の集中も維持できています。今後は脚側行進の距離が延びたり屈折が含まれる事で難易度が高くなりますので、飼い主さんに集中が出来るようにしていきましょう。またトレーニングを進める上での報酬の意味を再認識して頂き効率の良い活用と無条件での報酬の習慣を無くしていくようにしていきましょう。

チャバディ君は、13歳とシニアなではありますが過去には競技会への出陳経験が何度もありますので現在の年齢でも遠隔のコマンドなどの理解も安定しています。

とにかく楽しく今まで経験したコマンドを飼い主さんとのコミュニケーションの時間として進めていく事が大切ですが、年齢を重ねると色々な知恵も働き、コマンドが聞こえているののに聞こえていない振りをする傾向もあり、この長い時間をかけて習得してきた飼い主さんを操る術はチャバディ君の方が一枚上のようです。

まるちゃんは、前回のスクールが初めての参加でしたが既に環境への適応ができていますし、とても落ち着いています。少しずつ成長と共に飼い主さんのコマンドを無視してしまう場面も出てきていますので周りの誘惑刺激に対しての反応よりもコマンドを優先できるように進めていきましょう。

「待て」も距離を少しずつ延ばしながら並行して時間も延ばしていきます。この際に、飼い主さんへのアイコンタクトが持続できている事が大前提ですが、今の成長期は興味のある事が多く、初めて見る他の犬にも反応しますので経験を積ませながらコマンドを楽しく教えていきましょう。

全体の共通したトレーニングとして、ドックカフェなど犬を同伴して活動する場合に待機させている犬をリラックスした姿勢で待機させるにはどうしたら良いのか？という問題への取り組みを行いました。

社会化の不足による性質的な要因や経験不足なども、この課題を改善する為には考えなければいけない問題です。怖がりだったり警戒心が強いと、周りが気になり落ち着いて待機ができなくなります。多くの良い経験をさせる事で少しずつ改善はしていきますが、「良い経験」をさせるには、様々な準備が必要となりますので一概にどこへでも行けばよいと言う事にもなりません。カフェへ行かなくとも、色々な環境下で落ち着けることが大切。下手にカフェ巡りばかりをして、実はトレーニングではなくニンゲンのお喋りや興味に付き合わされてしまし、犬の行動を見きれずに「失敗の経験」を多くさせる事につながる事も少なくないと思います。また、コマンドで「伏せ」を実行させることも犬にリラックスを教える事にはなりません。右側の画像のまるちゃんのように、自らがリラックスの態勢で居られ飼い主さんもリラックスをしているように馴致トレーニングを進めてみて下さい。