with sarada 116th Yokohama-School

この時期らしい朝の寒さでしたが午後に向かってポカポカ陽気の1日となりました。参加されたのは、トナ君・ルース君・たんぽぽちゃん・チャバディ君・ローキーちゃん・空ちゃん&ウークちゃん・リノ君&クイールちゃんの7組9頭です。

心の成長

6月のスクール以来の参加になったルース君。前回は、環境に馴れる事でイッパイイッパイでしたが、暑い夏を乗り越えて様々な環境刺激に積極的に無理なく馴らして頂いた事で、心の成長が見られました。

中々、走る姿は見られませんでしたが、今日は時折、いい表情で走っていましたし、飼い主さんの指示にも従える余裕が生まれています。

前回までは「お座り」も出来ずに立ち尽くしていたルーすくんでしたが、シッカリと飼い主さんの指示に従えています。これからもルース君のペースで馴致トレーニングを進めていきましょう。ランでの、他の犬とのコミュニケーションは苦手ですので無理に進める必要はありません。

リノ君のように社会性が高く、無理に接触を進めないタイプのような犬であれば上手に空間に居られますので、このような条件下での経験を積ませる事もプラスの効果として蓄積されます。

 

クレートトレーニングの大切さ

車内や車内に設置されたクレートから許可が出ない場合は、出てはいけないルールの認識に挑戦していただきました。これは、環境設定は車ですが、一番重要なのはクレートトレーニングにおける「ハウス」のコマンドの実行性と同じ事です。

求められている行動の維持に対しての誉めと間違った行動への素早い飼い主さんの行動が、このトレーニングのポイントではありますが、日常のクレートトレーニングも遠隔での指示の実行やコマンドの実行の維持を再確認してみてください。

 

呼び戻しの課題

他の犬との遊びがヒートアップすると、楽しい時間を止められてしまう意味なども含めて飼い主さんの呼び戻しのコマンドを無視してしまうなどの課題が生まれます。これは、呼び戻しのコマンドだけではなく、その他のコマンドでも同じ事が言えますので全体的な底上げが必要です。

今回のようにスクールという環境では、このような課題への取り組みは同じトレーニング意識のある飼い主さんが集まっていることで有効的なトレーニングをすることが出来ます。

呼び戻しのコマンドに応えないと、今まで遊んでいた仲間も居なくなります。この状態でも、応えない場合は飼い主さんも空間から居なくなります。但し、アプローチの方法を単調で先読みできるような対応をしてしまうと、呼び戻しの意味として伝わりませんので、シッカリとコマンドの意味を飼い主さんが毅然と伝えることも必要になる場合もあります。呼び戻しに対して素直に応えてくれたら報酬として、また他の犬との遊びえを強化しましょう。

同じ呼び戻しでも、今までのトレーニングを活かす為の呼び戻しのコマンドがあります。犬との関係性が深まると、ついつい飼い主さんはアテンションだけで気持ちを伝えようとしますが、刺激が強くなると非常に高度なコマンドになりますので、自分の犬をコントロールする場合は今までトレーニングをして理解しているコマンドを活用しましょう。

周りでは、他の犬が遊んでいても飼い主さんの呼び戻しのコマンドに従い、真っ直ぐに戻ろうとする動きは、コマンドをちゃんと理解している証拠ですので、心から誉めてあげましょう。

また、競技科目としての「招呼」のスピード感を強化させたい場合は、同じように「来い」で呼び戻しのコマンドをだしますが、強化ポイントのスピード感に重点をおきます。

科目の形で教えるのではなく「来い」のコマンドに対しての犬の動きの理解をプレッシャーの少ない場面で楽しく教えることで安定したスピード感が固定されます。

 

ステップアップの進捗状況

少しずつでも課題としての動きのトレーニングを積み重ねていると必ず結果はついてきます。飼い主さんが正しい方法を理解して取り組むと犬の動きも正しく成長します。

以前までは、コマンドが出ても犬の反応が緩慢で飼い主さんの動きの方が先行してしまう傾向でした。また飼い主さんの体が傾いていて動きを合わせてしまう事になりますので、動きが遅れていました。いくつかのポイントを理解できてきましたので空ちゃんも意欲的に動きますし飼い主さんの動きも自然体です。

動いてくれた経過ではなく結果に対しての報酬である事を理解して対応したことでウークちゃんのアイコンタクトも下がらずにヒールに移行できるようになりました。

「Come」のフィニッシュの姿勢は、ほんの少しの曲がりを許可してしまうと、せっかく真っ直ぐを教えても必ず曲がってきます。

現段階の曲がりは、以前の曲がりとは意味が違い、脚側停座への意識が高い為に曲がっていますので、しばらくの間は、「Come」では正面の停座のみを実行させ、姿勢の維持時間を延ばした上で開放するようにしてみてください。

 

次回のwith sarada 117th Yokohama-Schoolは、2018年12月16日(日)です。
毎年恒例のクリスマス会ですので、沢山のゲームで楽しく美味しく過ごしたいと思います。
また通常のスクール同様に課題に対しての取り組みも行いますので、トレーニングができる環境で少しずつ楽しみながらステップアップしていきましょう。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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