Ruff-Ruffノーズワーク Class in Ven!

2021.11.4

本日のRuff-Ruff主催ノーズワーククラスに参加されたのは、ビギナークラスにビズゥ君（チワワ2歳♂）、ステップアップクラスには、ふじのちゃん・あお君・エール君・リヤン君・夢想君・リンゴスターちゃん・アイビー君です。今回は、オブジェクトサーチを主体にペアごとのレベルに合わせてセッションを組み立てました。

ビギナークラスのビズゥ君は、ハイバリュートリーツの選択時は、少し飼い主さんからの働きかけが強かったようで本来の意思表示が遠慮がちでした。セッションがスタートすると、ハイバリューに対しての意欲も見られますし臭いの捕り方もとても上手です。まだ若く♂犬ならではの気の散り易さはありますが、BOXに対しての躊躇もありませんし、Step1～3までのステップアップも容易に出来ていました。

ふじのちゃんは、視力がほぼ無くなり以前よりも慎重な動きになっていることもあり、オブジェクトサーチですが、無理に障害物となるオブジェクトを配置せずに、ハイドからのセントコーンを捕りハイバリュートリーツに到達できる過程を大切にしました。今日のセッション会場は、前方からの屋外の風が分かり易くセントコーンを構成していました。ただ、スタートから広がったセントコーンを追いながらポイント絞り込んでいく様子はニンゲン側が思うほど簡単に到達できない事を、ふじのちゃんに教えてもらったセッションとなりました。良く頑張りました。

アオ君は、周りの犬の気配や鳴き声に対して反応し誘惑されつつも、以前よりも集中しサーチができるようになってきました。時折、屋外からの臭いに対しての反応も見せますが、すぐにノーズワークの作業に戻ることができていますのでハイバリュートリーツへの意識は、とても高いようです。後半のセッションでは、ハイドの設定が、動くオブジェクトでしたので少し躊躇が見られましたが、リカバリーをして楽しく終わることができました。

エール君は、久しぶりのノーズワークでしたが以前のような緊張感や躊躇もなく淡々とサーチができるようになっていました。逆にハンドラーが、エール君の動きを確認できない場面もあるほどスピード感も出てきたようです。臭いの捕り方も、以前とは違いセントコーンを捉えられていますので1つ1つのオブジェクトを確認する動きではなくなっていますのでサーチする際の効率が良くなっています。

リヤン君は、体調も万全なようで良い季節になった分、動き方もシニアとは思えないほどの活動量です。床が少しグリップが効かない分、時折、足が滑りながらですが良くサーチができています。以前よりもセントコーンやセントプールへの反応が明確になっていますのでハイドの特定の際には、離脱せずに確定させる高い能力があります。

夢想君は、前回お休みでしたので意欲が高く集中力も持続していました。ラウンドの設定からスタンダードハイまでの設定ではミスなくクリアできています。サーチ速度も速いですしハンドラーの告知も精度が高くなってきました。後半の動いてしまうオブジェクトには少し躊躇が見られましたが、克服できるレベルですので自発性を高めて新たなステップアップをしてあげて下さい。

リンゴスターちゃんは、とても効率の良いサーチができちています。ハンドラーはハイドの設定を予測しがちですが、リンゴスターちゃんは、シッカリとセントコーンを捉えてサーチができていますので、今以上にリンゴスターちゃんの動きを観察してください。ナチュラルアラートも、残留臭などにも反応はしますので本来のハイドへの反応との差を良く見極められるようにハンドラースキルを向上させることも求められます。