今日のれもん君のレッスンは、前回のレッスン以降の変化や課題とコマンドの基礎トレーニングです。
チェリーアイを発症した事から、最近は目薬を挿さなければいけなくなり、大人しくしていない、れもん君に飼い主さんも試行錯誤のようでした。
前回のレッスンでも呼び戻しの際の飼い主さんの距離間などから、パピー期の何気ない飼い主さんの対応が、飼い主さんに近づいたり、抱かれたする事はれもん君にとっては、拘束されたり楽しい事が終わる事につながっているようでした。今回も、目薬を挿す為に、補ていしなければいけませんので、目薬を挿す以前に、れもん君を大人しくさせ持続的に静止させておく必要があります。これを力ずくで行うと、今後更に拒否反応が生まれますので、目薬のボトルに対しての良いイメージの関連付けや、顔や目の周りを触られる事に対してのイメージ作りがとても大切になります。また「めぐすり」などのコマンドと共に良いイメージを関連付けて、目薬が挿せるように日常生活に何度も同じコマンドと行動を繰り返して ストレスを軽減していきましょう。今日のレッスン内でも、抵抗感無く目薬が挿せるまでになっていますので、あまり飼い主さんが構えすぎずに対応して下さい。
本来であれば、お散歩のトレーニングを進めたかったのですが、生憎の雨でしたのヒールポジションの認識を高める為の基礎トレーニングを行いました。
最初の導入段階では、ポジションを認識させる為にルアートレーニングでポジションを理解させます。コマンドと共に、正しいポジションで歩けている事をシッカリと誉めて理解を深めましょう。
いつまでも誘導的なトリーツの使い方をしてしまうと、トリーツの取り引き行為になり、場合よってはストライキをして止まる事で報酬を得ようとする行動につながる恐れがありますので、ハンドシグナルで飼い主さんは左足を「ポンポン」と叩きながらヒールのコマンドを出して、飼い主さんと共に歩いている行動を誉めるようにステップアップしてください。
室内であれば、自発的にポジションを理解できているか?の確認もオフリードで行うと一目瞭然に確認できます。この際も、トリーツで誘導せずに一緒に歩けている事を シッカリと誉めてから報酬を与えるようにしましょう。
今後のステップアップは、屋外でのコマンドのトレーニングになりますが、今回の室内でのトレーニングができていても屋外に移動すると環境刺激レベルが高くなり、コマンドには中々反応できなくなります。環境刺激レベルが変わったら必ずトレーニングレベルを下げて、実行性を安定させていきましょう。
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