オビディエンスグループレッスン

今朝のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、たんぽぽちゃん・モモちゃん&レティー&リュウ君の2組4頭です。

モモちゃんは、課目を通して高いモチベーターに対しての意欲と集中を維持できるかどうか?を確認しながらトレーニングを行いました。紐なし脚側行進でも前回より同調性が維持できるようになりましたし、5課目をシッカリとこなせる集中力ができつつあります。指導手のコマンドと誉めのバランスについて、改善しなくてはいけない点がありますので注意しましょう。課題であった招呼に関しても最近は安定してきています。伏臥と立止の課目は、指導手の1課目ずつの基本姿勢のとり方や視線の運び方などモモちゃんが分かり易いようにしてあげましょう。


レティーちゃんは、ONとOFFやコマンドが出た際の集中と、その持続への指導手のフィードバックが、その時々で違いすぎますので改善していきましょう。誉めるタイミングも、今以上にレティーちゃんの動きを良く観察してミスをさせないようにするべきです。今日の脚側停座での集中も、無為にコマンドを出し過ぎないようにしたこととレティーちゃんの気づきをタイミングよく誉めれていることが脚側行進につながっています。紐なし脚側行進においても一定の集中が持続できています。ターンや左屈折など、丁寧に進めていく必要のある動きもありますので集中力の持続を前提に進めていきましょう。


久しぶりのレッスンとなったたんぽぽちゃんは、環境への馴致を進めながら落ち着いてコマンドに対しての反応ができるようになるまで時間が必要です。脚側停座での余所見や集中できない状態は、ブランク期間を考えれば当たり前ですので再度、基礎トレーニングを思い出しながら進めていきましょう。脚側行進も距離が延びると維持が出来ませんので現状の距離を確実に安定した姿勢で進めるように細かく強化が必要です。招呼は、とても良くなっていますし、伏臥の反応も良くなっています。立止は、まだ安定しませんので自主練習では、たんぽぽちゃんが立とうとする瞬間を誉めれるようにタイミングを覚えていきましょう。


リュウ君は、脚側停座のコマンドを教える前にトリーツで取り引きしない状態での「座れ」のコマンドを確実に実行できるようにトレーニングをしていきましょう。また、座った際には必ずアイコンタクトを維持できるように教えていきます。飼い主さんの手を追いかけたり、手を見るような習慣を着けずに、次のコマンドを待つ姿勢がアイコンタクトを維持できる基本姿勢になります。このトレーニングでは、小型犬であればあるほど、飼い主さんの姿勢が真っ直ぐではなく、かがんでしまう傾向が見られます。この習慣でアイコンタクトを教えても犬からすると飼い主さんの顔が犬の視線に入るように動いてくれますか、犬自身がアイコンタクトをしなくなります。この犬に合わせる行動は、小型犬だけではなく大型犬を飼っている飼い主さんにも良く見られる無意識の行動で、すぐにしゃがんで犬と目線を合わせる行動はトレーニングとは真逆の対応になりますので犬に混乱を招きます。今日のトレーニングでは、この「座れ」のコマンドを理解させた後に「待て」で離れながらステップアップをする方法を理解して頂きました。


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