初レッスンのラルフ君(ジャーマンシェパードドッグ1歳♂)の課題は、最近強さを増してきた警戒心から対人への威嚇行動の改善や他の犬に対しての威嚇などの改善がメインです。性質的には、少しシャイな面もありますがパピー期からの社会化が不足している事が現在の要因の1つにもなっています。ポメラニアンのモコ君(3歳♂)とベア君(2歳♂)が先住犬で、ラルフ君の先輩ですが、既に大きさは遥かに大きく力でも先住犬には勝ち目はありませんが、犬社会のルールの中では、まだ先住犬の権威は保てているようです。しかし、あまりにも体格差がありますので怪我をしないように注意をしながら見守る部分は見守り介入しなければいけない場面では躊躇なく対応して下さい。
身体的にも精神的にも♂犬としての成長が見られ、特に自分のテリトリーの主張や防衛本能は高まりますので訪問者への吠えやアグレッシブな反応は強くなります。基本的なコマンドは理解できていますので飼い主さんが強い気持ちでコントロールしないと今後の成長にニンゲン側が対応できなくなりますので頑張って下さい。
反面、センシティブなメンタル面は、今後も社会化を進めていく必要があります。家族で様々な場所や環境に連れ出しながら、課題に対して逃避するのではなく克服する気持ちを持って今後の犬生をラルフ君がストレスの少ない時間を過ごせるように努力していきましょう。
この記事へのコメントはありません。