今朝の獅子君のレッスンはお散歩トレーニングとコマンドの実行性向上などについてのトレーニングです。

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「座れ」に対しての実行性は以前よりも改善されてきました。今後はコマンドの実行後のアイコンタクトの維持時間を延ばせるようにしていきましょう。全体的にコマンドの解除がトリーツと関連付いている傾向がみられますので必ず解除のコマンドで開放して下さい。そして、この解除のコマンドを出す際もアイコンタクトを持続できている事を確認した上で出すことがポイントです。「来い」のコマンドの実行性は、まだ不安定です。何度もコマンドを出さずに1度のコマンドで反応できるようにトレーニングをして下さい。現在の「来い」のコマンドには飼い主さんの「希望」が含まれています。「1度で来るかもしれない」「来てくれたら嬉しいな」という希望を含めたコマンドは実行性の向上にはつながりませんので「1度のコマンドで戻るという選択肢」のみを与えて、戻っている行動を誉めて習慣にしていきましょう。これを徹底したとしても屋外には沢山の誘惑刺激がありますので安定させる為に、例外を作らないようにしましょう。また呼び戻し後は、必ず正面で停座をさせて、トリーツを与えるなりアイコンタクト後に開放するなり、その時々でランダムに対応して下さい。正面停座から「ついて」で脚側停座までの動きを良く理解が出来ています。

早朝でも湿度が高くなると運動には厳しい環境となります。初めての夏を経験しますので獅子君の動きを良く観察して無理のないように適切な運動とクールダウンの時間を考えて下さい。今日で10ヶ月です。1歳に向けて、また一段階の変化も出てくると思います。成長と変化を良く観察してあげて下さい。

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