初レッスンのたんぽぽちゃん(マルチーズ5歳♀)のトレーニングは、飼い主さんとの関係性の向上を目指しながら、日常のお散歩やオビディエンスのコマンドの強化トレーニングなどです。
報酬は与えられるもの
今日は室内でのコマンド理解度を深める為のトレーニングを行いました。基本となる「座れ」「伏せ」「立って」を対面で行っていただきましたが、コマンドの意味が報酬を得る為の一時的な動作としての認識が強いようで、トリーツに対しての飛び付きが習慣になっているようです。3姿勢の意味は「座り続ける」「伏せ続ける」「立ち続ける」という意味として教えていかないと、コマンドを自主解除してしまう事が当たり前になりますので姿勢の持続を教える事と報酬は奪い取るのではなく与えられるまで待つ姿勢を意識させましょう。
既に理解をしているコマンドを出す場合には、不必要な視符や体符を使わずに声符のみで実行できるようにトレーニングをして下さい。余計な動きを加えることでアイコンタクトと集中の妨げになります。
伏せの際にも、トリーツを与える際に慌てて与えると伏せの姿勢が崩れることがありますので慌てずにゆっくり与えるようにして、たんぽぽちゃんに伏せ続ける意思があるかどうかの確認も同時に行いましょう。
立止は後ろ足始動で教えていきますが、報酬が前に出ますので、どうしても前足からスタートする癖がでますので後ろ足を意識させるようにトレーニングをして下さい。
アテンションを大切に
飼い主さんのアテンションに対しての反応が弱いのはいくつかの理由が考えられますので改善をしていきましょう。飼い主さんと何かを始める時には必ず良い事があるという関連付けを徹底していかないと、飼い主さん本意で何かをさせる気持ちが強すぎる事で、逃避や拒否反応が強くなります。特にアテンションに関しては、全ての始まりのコマンドですので大切に強化していきましょう。
-I speak Dog too!!- with sarada
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