P/L:獅子君。

今朝の獅子君のレッスンは、お散歩トレーニングとコマンドの基礎トレーニングなどです。

お散歩の「ゆっくり」のコマンドの理解を飼い主さん自身が理解して、獅子君に分り易く対応していかないと、飼い主さんの腕にかかる疲労も多くなりますし、獅子君にしてみると、なぜ臭いを嗅いではいけないのか?が理解できなくなります。この「ゆっくり」のコマンドは、単に「ゆっくり歩く」という意味で教えるのではなく「臭いを嗅がないで歩こう」を教える為のコマンドです。ですから、ニンゲン側の認識として「ヒール」というコマンドの方が伝えやすければコマンドは何でもOKです。なぜ、「臭いを嗅がないで歩こう」を教えるのか?というと常に臭い嗅ぎの状況がフリーだと排泄の行為にも繋がりますし、引き癖の課題とも直結します。お散歩の時間を全て臭いを嗅ぐな!と教えるのではなく、臭いを嗅いで良い場所やルートと臭いを嗅がないで歩くルートのメリハリを理解させるということです。特に都会で生活している犬の場合は、このコントロールはトイレのマナートレーニングとも連動しますし、飼い主さんを意識して歩く事が自然な行動として理解も進みます。

現状の飼い主さんの獅子君への対応は、コマンドがどこまで継続しているのか?今は臭いを嗅いで良い時間なのか?など判断基準が曖昧ですので、獅子君が理解しやすいように進めてみて下さい。特に♂犬の場合は、臭い嗅ぎが仕事のような本能的な反応や行動がありますのでONとOFFを分かりやすくする事で飼い主さんへのアイコンタクトや意識の強さにも変化が表れます。

いつもお友達と遊んでいる刺激の強い場所。こんな場所では、何もコマンドは効いてくれない・・・・。と諦めるのではなく、コマンドはどんな場所や環境刺激が加わっても実行できるようにする事で大きな意味を持ちます。獅子君自信はコマンドを理解していますが、飼い主さんに自信が無いので実行性が伴わなくなることも事実ですので飼い主さんのメンタルを安定させてコマンドのトレーニングの精度を向上させていきましょう。


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