初レッスンのころんちゃん(Mix5ヶ月♀)の課題は、興奮時のジャレ噛み・お散歩時の引っ張り・他の犬や第三者への強い興味に伴う行動のコントロールなどです。
2ヶ月過ぎから現在の飼い主さんの元で過ごすことになり、社会化も上手に積み重ねてきているようです。初めて会った私に対しても強い警戒心もなくスムーズにコンタクトしてくれました。現在は5ヶ月ですが、生活の中での学習からいくつかの要求行動も強くなりつつありますので、月齢に対しての飼い主さん側の対応も検討して良い関係性を構築していきましょう。
今日のレッスンでは基礎となるアテンションに対しての反応を確認させて頂きましたが、今までのトレーニングでのトリーツの使い方の注意点を飼い主さんが理解されていないようでしたので、アイコンタクトではなく右手へのハンドコンタクトがつよくなっていました。今後の何気ない生活の中でも、ころんちゃんがどこを見ているのか?を確認しながらアイコンタクトの強化を進めるようにしてください。
アテンションでの呼び寄せでのアイコンタクトと、それに伴うトリーツの与える瞬間ですが、飼い主さんの癖で手を下に下ろせずに胸の辺り固定してしまいますので、手は下げてハンドコンタクトを誘発しながらも、ころんちゃんがアイコンタクトを選択するような理解の進め方をして下さい。
お散歩の引きについては、引っ張れば前へ進めることを理解していますので、「ついて」のコマンドで飼い主さんの横を歩けるようにトレーニングが必要です。
これも、最初は「ついて」のポジションをトリーツの誘導で教えますが、その後のころんちゃんの自発行動を、どのように引出して誉めれるか?がトレーニングのポイントですので諦めずに根気強く進めましょう。屋外の環境刺激の強い条件よりも落ち着いて取組める室内でのコマンドのトレーニングから始めて下さい。
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