今日は急に降り出した雪の中のオビディエンスグループレッスンとなりました。参加されたのは、たんぽぽちゃん・ブルース君&リンゴスターちゃんです。
ブルース君は、前回のレッスンで脚側行進のポジションや速度などの精度の向上を目指していますので、今回のレッスンでも、この2つの課題に対して取り組みました。また、招呼での指導手への集中力の維持を安易にしてしまうとダブルコマンドになりがちですし、正面停座の正しいポジションも理解が進みませんので短い距離から確実にトレーニングをして下さい。立止のトレーニング方法を再確認して後脚始動の動きを理解させましょう。
たんぽぽちゃんにしてみると、雪の中でのトレーニングは非常に厳しい環境でしたが、最近のトレーニングの成果が出ていたレッスンでした。中々停座できない冷たさの中でも我慢して脚側停座ができていました。この「我慢」ができるかどうか?が関係性の1つのキーワードになります。飼い主さんからのコマンドに対して従う心は、こういう場面でも成長として見られるようになっています。脚側行進もアイコンタクトの維持が長くなっていますので、指導手の歩き方もスムーズになっています。紐なし脚側行進も、以前のようなフラフラと自由に動く脚側ではなく指導手を意識できていますので、確実なステップアップを目指しましょう。
リンゴスターちゃんは、脚側行進の意欲が非常に高く安定した動きになってきました。まだポイントで誉める場合やトリーツが必要な場面はあるものの改善する課題であった遅れがなくなっています。ただ、この脚側行進が、どのような環境でもできるようにしていくことが必要です。招呼は、先読みをしますのでタイミングを読まれないようにトレーニングをしましょう。伏臥は、少し動きがルーズですので視符を出して真っ直ぐとスムーズに実行させて下さい。立止の修正トレーニングは、ブルース君と同様にトレーニング方法を再確認して改善しましょう。
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