P/L:ひすいちゃん。

今日のひすいちゃんのレッスンは、前回に引き続き呼び戻しの強化トレーニングです。前回のレッスンから「おいで」のコマンドを導入して強化していただいたようですが、今までの逃走経験が根強い事もありコマンドを優先できるまでには、もう少し徹底したトレーニングを繰り返す必要があるようです。

コマンドの理解度を確認する

ビーグルという犬種を考えると、めっぽう嗅覚を使うことに長けている為に、「臭い」に対しての反応は非常に俊敏で持続的で意欲的です。何かの臭いに興味を持ち反応して動いた時には、既にコマンドは無意味になる事の方が多い場合があります。ひすいちゃんも今までの経験値から、どこの方向に何があるのか?を理解しているようですので、臭いに対しての反応は、とても観察しやすくなっています。飼い主さんは、この臭いに対しての反応やボディーランゲージを見極めて事前にコマンドを出す必要がありますし、どのタイミングで実行性が維持できるのか?を確認するようにしましょう。

また嗅覚だけではなく、猫や鳥などの小動物への反応も顕著ですので、事故や怪我を防ぐ為にも命を守るコマンドとして呼び戻しのコマンドの強化トレーニングは必要です。今日のレッスンでも、フリーな環境を設定すると、ハトに対して突進していましたが、「おいで」のコマンドに反応し戻ることが出来ていました。

呼び戻し以外の日常生活でも、今回のトレーニングを始める前までは、飼い主さんの対応の中に「誉める」という機会が少なく、どちらかと言うと怒る機会の方が多かったようです。この原因は、犬が何か間違った事をしたことに対しての怒りだけで、犬の行動を変えていく事を考えていませんでしたので、以前までの「おいで」を導入する前までの呼び戻しのアテンションを連呼する「ひーちゃん」というコマンドは、また怒られるというひすいちゃんの学習につながり、逃走癖が強化されています。また、今までの「怒る」という表現はトレーニングには存在しません。「怒る」は「怒り」などの感情表現ですので、犬は抵抗したり逃避するようになり大きな溝となることが多くあります。また、「怒る」という感情は、犬に責任を押し付けて自分の責任は無いように感じますが、飼い主さんの観察力が無いばかりに、最悪の結果をもたらしているのですから、犬の理解を深めたければ、犬を良く観察し正しい行動を教え誉める機会を増やす事で理想的な信頼関係がうまれます。この事に気づいた飼い主さんは「本当に最近は誉める機会が増えました」と笑顔が多くなっていました。

戻ったら、まっすぐに飼い主さんの元でお座りができるように習慣化させましょう。また、報酬を与える頻度や解除のコマンドなども理解した上で進めていかないと、報酬をもらった瞬間に、またどこかへ走り去るという事にもなりますので注意が必要です。

 

自発性の確認

誉める機会が増えると、他の誘惑に対して多少の反応は見られても、飼い主さんの傍にいる事を選択するのが日常になります。「ヒール」のコマンドを出さなくても、普段、3頭でお散歩をしながら歩行トレーニングをしていますので、正しいポジションで一緒に歩く事も自然になります。

このように自発性が行動として現れるということは、それだけ丁寧に繰り返しトレーニングをしている事と犬に対しての愛情が深いことを意味します。まだまだ誘惑に勝るコマンドとして確立できるまでには時間は必要ですが、是非頑張って下さい。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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