P/L:ひすいちゃん&こはくちゃん&だいずちゃん。

今日のひすいちゃん&こはくちゃん&だいずちゃんのレッスンは、レトリーブの基礎トレーニングとステップアップです。

誉めるタイミングを忘れない

今までの生活の中で、レトリーブを教えておらず基礎から教え始めた3頭ですが、それぞれの理解度や個性で進捗状況に差が出てきています。マナートレーニングの基礎コマンドを教えた際も、集中力や意欲が高く安定していたのは、こはくちゃんでしたが、今回のレトリーブに関しても3頭の中では環境への順応速度やコマンドへの反応も含めてこはくちゃんを主体に進めながら、ひすいちゃんとだいずちゃんにも、それぞれの段階に合わせて教えていくように考えていきましょう。

意欲や理解度によってもレトリーブの教え方や段階的なステップアップの方法には違いが出てきますが、こはくちゃんの場合は、まずは目的のオモチャに到達した段階や、鼻が着いた時点、もしくはスクラッチが始まった段階で誉めて、オモチャの中からトリーツが出てくるような設定で最初の切っ掛けを教えていきましょう。まずは、オモチャに対しての興味を高めていかない限り、引っ張りっこにも発展できませんので丁寧に進める事が大切です。

オモチャの中から、自力でトリーツを取ろうとしてスクラッチが始まります。更に焦れていくと少しオモチャを噛み始めますので、そのタイミングで「持ってきて」のコマンドを出し手を叩きながら呼び戻しと同じ要領でレトリーブを促し、少しでも咥えて動き出したら誉める事が大切です。今日のレッスンでも、何度か出来てきていますが、飼い主さんの誉めるタイミングが、まだ的確ではありませんので環境刺激のない室内で確立を向上させていきましょう。

 

常に基礎を確認

レトリーブは、とても高度なコマンドですが、現在の3頭には基本的なコマンドの強化の方がとても大切です。特にひすいちゃんの逃避行動に対してのコントロールは「待て」での緊急停止のコマンドの強化と「おいで」の呼び戻しの強化を急がないと、非常に危険なケースが見受けられます。スイッチが入ると飼い主さんのコマンドが届かない事が多いようですが、今までの育てる上での飼い主さんの対応の矛盾も大きく影響していますので見直しも考えて下さい。「待て」と「おいで」は命を守るコマンドにもなりますので、今後も3頭と真剣に向き合いながら楽しい犬生を過ごせるように日々のトレーニングを進めて下さい。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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