P/L:モコちゃん。

6月以来のレッスンとなったモコちゃんは、成長と共に様々な変化が表れ現在の課題ににもなっているようです。今日は飼い主さん側から見た現在の課題についてのチェック項目を確認させて頂き、要因や対応についてレクチャーと実践トレーニングを行いました。

主体性はどちらに・・・・?

日々の生活の中での主体性が、モコちゃんにあるのか?飼い主さんにあるのか?は飼い主さん自身が良くご存知のようですが、現状を打破するためには、どのような対応が正解なのか?を把握できていないのが現状です。

理解力があることから、飼い主さんの考え方や行動の先読みなどが得意で、モコちゃんに対しての飼い主さんのコマンドの出し方や接し方もパターン化していますので、それを読むのは、それ程難しくはないようです。反面、日常の中のイレギュラー的な行動に対しては、飼い主さん側からの対応やコマンドなどもイレギュラーですので、自分で嫌な事に関しては頑として言う事を聞かなくなります。この際に、飼い主さん側から考えると、時間がなかったり余裕がないと、トリーツで誘導が先行したり、もしくは事務的な対応になりますので自発性がなく、本来のコマンドの意味などは、あってないようなものになります。飼い主さんの気持ちの中にも、今後の成長と共にモコちゃんをどのように成長させるべきか?の迷いなどもありますので、ご家族で再確認しながら、現在の基本的な関係性の見直しを含みながら取り組んでいきましょう。

 

シンプルな対応を心がけましょう

課題の1つである、お散歩に出かける際のリードの装着時の興奮と、それに伴う飛びつき行動に対しての対応ですが、モコちゃんの興奮に対して飼い主さんも様々な声掛けを発しますので、余計に興奮状態になります。冷静に対応し、飼い主さんが何を求めているのか?を理解させましょう。

「お座り」のコマンドを徹底し、姿勢を維持できるように促しながら、興奮して動き出したら、飼い主さんは行動を止めて「お座り」のコマンドのみで冷静に対応して下さい。この際の誉め言葉は、あまり抑揚を付けてしまうと、その言葉だけで再度興奮しますので冷静に誉める事も必要です。

 

要因を探る

サークルの中のクレートには、スムーズに入れるのに、クレートを外に出すと拒否反応を示します。飼い主さんは、お出かけの際に病院だったり、車で酔ったりしたからかもしれないとの要因を考えられたようですが、モコちゃんは、クレートのドアの音が少し怖かったようです。サークル内のクレートは、ドアが外されている為に、問題なく入る事ができますが、お出かけに際はドアを付けますので必然的にクレートを拒否してしまうようです。

ドアを単体の物体として、少しずつ音を出しながら馴らし克服させるようにトレーニングをして下さい。また、今後は日頃からクレートをリビングの中に存在させて、特別なモノにしないようにして下さい。

この他にも、チャイムに対しての吠えや、他の犬に対しての吠え、お散歩のスタイル(引き癖)などの課題に対しての修正トレーニングが必要なようですし、最も改善していく必要があるのは、飼い主さんの気持ちの安定性です。中々難しい事ですが、自分の行っている事に自信を持ってブレない強い気持ちでモコちゃんの楽しいトレーニングを考えていきましょう。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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