今日の花音ちゃんのレッスンはお散歩トレーニングや最近の課題についての対応などについてレクチャーをさせて頂きました。

お散歩に関しては、環境刺激の強弱によってちがいますが、トレーニング以前の花音ちゃん主体のお散歩から飼い主さんがイニシャチブを持ったお散歩になってきました。今後のステップアップとしては、まだ花音ちゃんに合わせて歩いているようですので、その動きは花音ちゃんに気づかれています。これにより状況によっては飼い主さんのコマンドを無視をしたり分かっているのに従わない選択をしてしまう要因になりますので、あまり気を張らずにリラックスをして出来るだけ楽しいお散歩を心がけましょう。花音ちゃんを良く知っている飼い主さんや遊び仲間に会った際のルール作りも刺激の弱い段階から習慣にしていけるようにしていきましょう。また、呼び戻しの「おいで」のコマンドもお散歩の中に取り入れることは充分に可能ですので、バリエーションのある時間にして下さい。

お散歩中に、急にフリーズして拒否反応を見せた要因がグレーチングでした。パピー期に、溝に足を入れてしまいイメージが悪いままになっているようです。トレーニングの意味は、グレーチングを渡れるようにするトレーニングではなく、極端に拒否をしないようにイメージの改善トレーニングをしていきましょう。グレーチング以外にも苦手なことを苦手なままにしておくと思いもよらない時に、アクシデントの原因になる場合もありますので苦手なモノや現象に対して逃避するのではなく少しずつ克服できるようにしてストレスが少なくなるように考えてみて下さい。