本日のトレーナークラスは、トレーナー3名とアロマステージのペアリングに、紅ちゃん(フレンチブルドッグ6ヶ月♀)。ステップアップクラスには、ハイド君・remo君・pepe君です。
紅ちゃんは、ペアリングのセッションを進めアロマへの認識が深まる様子が、とても良く分かるセッションになりました。後半は、いくつかのオブジェクトの中からハイドに到達できるまでになっていましたので、次回以降の成長が楽しみです。ステップアップのセッションでは、告知動作の精度の向上やディストラクションの環境下での捜索などの設定に取り組んで頂きました。
【ペアリング/ビギナークラス】
紅ちゃんの最初のセッションでは、オブジェクトに対しての躊躇が強く見られましたが、ハイドに対しての意欲の引き出し方などを実践して頂き、紅ちゃんの意欲の変化がハッキリと観察できるセッションとなりました。セントプールからセントコーンへのステップアップも早く、ハイドに対しての静止姿勢も見られるようになりました。ハンドラーからの報酬のタイミングのミスを少なくしながら順調に育てていきましょう。
【ステップアップクラス】
pepe君は、捜索エリアの断定が強くなると、エリアの拡大ができなくなりますのでハンドラーのハンドリングとしてのポジションの移動などを考えながら捜索エリアを拡大できるような対応も必要です。または、特定のエリアを指示で探させられるような捜索方法を今後は取り入れていきましょう。告知の際のスクラッチは、設定により出現する場合もありますが、今日のセッションで行ったようにハイドの高さを徐々に下げながら告知姿勢の認識を高められるようにしていきましょう。
remo君は、告知の際の静止姿勢が非常に安定しており分かり易くなっています。設定によっては、ハイドからのピンポイントアラートが少しズレる場合もありますが、ハイドからのセントコーンが、どのように流れて、どこで捉えているのか?が良く分かる反応でした。ディストラクションからの余計な匂いにも対応できていました。
ハイド君は、まだ設定の難易度の経験も少なく今回のセッションでは、全体的なレベルも高い状況でしたが、とても良く頑張っていました。ハンドラーも非常に真剣に取り組んでいる分、目に見えないプレッシャーが告知動作の際のハイド君に向けられているようでした。告知の際のハイドとの距離間に関しては、今後も縮める必要がありますが、ハンドラーがもう少しリラックスして楽しみながら取り組むことの方が良い結果をもたらすと思いますので、これからも頑張ってください。
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