トレーリンググループレッスン。

今日のトレーリンググループレッスンに参加されたのは、音和ちゃん宇太君デナリちゃんチーちゃんシュンクンの3組5頭です。

新しい環境

今までとは違う全く新しい環境でのトレーニングは、様々な環境変化が犬に影響しますのでヘルパーの条件だけは、探し慣れているヘルパーで短い距離からトレールへの理解度を確認しながら進めていく必要があります。また、誘惑刺激(第三者の通過・お散歩の犬・犬の排泄痕)も多いですから、犬の反応の見極めもシッカリしていく必要があります。

 

気象条件

今朝は、早朝5時からのレッスンでしたが強風・雨・高温という条件は人間側から考えると非常に難易度が高いように感じますが、トレールを敷く上で臭跡のとどまり方を考えると、それほど悪い気象条件ではありませんでした。確かに強風に関しては、トレールに対して垂直に吹いてしまうと移動距離もでますが、そのトレールを追う犬の動きの確認にもなります。また梅雨に戻ったような高い湿度は、トレールをとどめてくれますが、犬には負荷がかかりますのでセッションの数や方法を考慮して失敗させずに終わらせる事を重視します。

 

スプリットトレールと意欲

個体差により、トレールよりもエアセンティングを重視してしまう場合に、トレールを認識させる為に基礎段階に戻しながら捜索に対しての意欲と共にトレールへの理解度を深めていく必要があります。このトレーニングの場合には、今日のように強い逆風が一定の方向に吹いている条件は、とても活用しやすく、エアセンティングの条件を消してくれますのでトレールへのバランスが高くなります。

 

屈折とネガティブサイン

地形がコンクリートではなく土や落ち葉の集積と芝生などの場合は、トレールがとどまりやすい故に、犬の反応も分りやすくなります。トレールを追いポジティブに進んでいる引きと、屈折ポイントで集積が消えネガティブになる瞬間をハンドラーが分りやすく体感できるという事は、犬のトレールへの認識と理解が深まっているという事ですので、ネガティブ反応でキャスティングさせて屈折の方向を探させるようにハンドリングできるようにハンドラースキルも向上させていきましょう。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

関連記事

  1. NWP:つくし君&ラルウ君

  2. P/L:ハル君

  3. P/L:ジャック君

  4. P/L:レティーちゃん&龍君

  5. P/L:ウラ君

  6. C/L:ルーク君。

  7. オビディエンスグループレッスン。

  8. P/L:シェリーちゃん。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Archive

2018年7月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031