本日は、川崎市東扇島東公園にてJKC神奈川北スーパードッグトレーナーズクラブ訓練競技会が開催されました。出陳されたのは、アトラクションの部(CDⅠS)に、江真ちゃん。第2部家庭犬初等科(CDⅠ)に、ハル君。第3部家庭犬中等科(CDⅡ)に、レティーちゃん・ウィル君。第4部家庭犬準高等科(CDⅢS)に、ローキーちゃん。第13部特別犬の部(CDⅡ)に、トナ君・クーちゃんです。
海風が強く競技開始時は寒い中の出陳となりましたがお天気に恵まれ、ペアごとに日頃からのトレーニングの成果を確認する事ができた1日となりました。
アトラクションの部(CDⅠS)に出陳した江真ちゃんは、初めての環境、初めての競技会といつもとは違う経験だらけで興奮状態の中、今までのトレーニングを少しでも実践できるように指導手も初めての経験を頑張りました。結果は、31点と思うような成果が出ませんでしたが、江真ちゃんも指導手である飼い主さんも次に向けての目標が見えてきたようですので家庭犬としての成長をベースとしたレベルアップを目指していきましょう。
(CDⅠ)に出陳したハル君は、出陳順番が1番で準備が十分にできないままのスターとなりましたが、一時の体調の悪さから復活しての競技会という事を考えると本当に良く頑張りました。結果は、32.5点と脚側行進の不安定さが結果に出てしまいましたが、地面の匂いや風で運ばれてくる匂いよりも指導手からのコマンドを優先できるようになり成長を感じました。また次の競技会に向けて調整をしていきましょう。
第3部家庭犬中等科(CDⅡ)に出陳したレティーちゃんは、大きなミスもなく10課目を集中して実践できていました。課目間の誉めや細かな作業ミスがありましたので減点につながりましたが、97.1点で6席という結果でした。次の競技会に向けて引き続きミスを減らすためのトレーニングに取り組んでいきましょう。
第3部家庭犬中等科(CDⅡ)に出陳したウィル君は、前回の競技会では集中が持続せずに良い結果が出ませんでしたが、今回はスタートから指導手への集中を高く維持できていましたので後半の課目の動きにも緩慢さがありませんでした。結果は、97.7点で4席でした。また次回に向けてコンスタントに集中が持続できるように取り組んいきましょう。
第4部家庭犬準高等科(CDⅢS)に出陳したローキーちゃんは、メジャーポイント獲得を目標に初めてのCDⅢSへの挑戦となりました。脚側行進は、高い評価を頂きましたが行進中の作業でのミスが重なり結果は、125.9点でポイント獲得はなりませんでした。競技会への馴れや様々な学習の壁が、この段階になると乗り越える必要がでてきます。今一度、現状を見つめ直して次へのステップを考えていきましょう。
第13部特別犬の部(CDⅡ)に出陳したトナ君は、スタートの屈折から集中が安定せず課目全体の完成度が今までの中でも非常に不安定でした。特に停座への意識が低くなりましたので、得意科目も本来の反応が見られず結果も、78.4点となり次への課題改善に取り組む必要がありそうです。性質的にもセンシティブな面はありますが、その性質面と指導手からのコマンドの実行性は、同じではありませんので再度、指導手からコマンド実行性を様々な環境下でも高められるようなトレーニングをしていきましょう。
第13部特別犬の部(CDⅡ)に出陳したクーちゃんは、前回のCDⅠSから一気にCDⅡへのステップアップとなりましたが、クーちゃんも飼い主さんである指導手も本当に良く10課目をこなせていました。最初の紐付き脚側行進は、集中が低くその後の課目も不安でしたが、紐なしからスイッチが切り替わり、クーちゃんらしい反応の速さが見られました。行進中の停座の先読みが大きなミスとなり88.2点で5席でしたが、次回の競技かでは指導手も落ち着いて対応できるようにトレーニングをしていきましょう。
本日は早朝より本当にお疲れ様でした。今日出来なかった事を少しでも出来るようにまたコツコツ積み上げていきましょう。
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