今日のレイア君とマノンちゃんのレッスンは、それぞれの基礎トレーニングと2頭でのアテンションによるコントロールのトレーニングを行いました。
誰が呼ばれていて、誰が待たなければいけないのか?をアテンションを明確化することで可能になりますが、日常生活では中々区分できていないのが現状ですので意識的にアテンションでのコントロールを日常生活の中に取り入れられるようにしてみて下さい。特にマノンちゃんは、自己アピールが強い事でコントロールが難しくいなります。
レイア君のコマンドの精度を向上させる為のトレーニングは、今までの教え方を再確認してポジションの精度を高められることや指定された場所でのコマンドの実行ができるようにする為のトレーニングを行いました。
ポジションが定まっていなかった「Heel」のポジションも、飼い主さんに真っすぐに停座ができるように修正が必要です。この際の飼い主さんの対応がポイントになりますので無意味な誘導をせずに、意味のある誘導をして正しい位置に停座をさせるようにして下さい。
遠隔までのレベルアップをする為の基礎段階として、2m程度の距離間を維持させた状態での連続コマンドのトレーニングでは、指定された場所で3姿勢をとれるようにトレーニングをしましょう。
それぞれのコマンドにより指定場所からのズレが出ていますので、前足基準の動きなのか?後ろ足基準の動きなのか?を確認してトレーニングをしていきましょう。
マノンちゃんは、「Sit」のコマンドに対しても「Down」をする傾向が出てきている事や改善をした「Heel」のポジションも不安定になっていました。また以前は出来ていた「Up」での立止の姿勢維持もできなくなっていますしたの見直しをしていきましょう。
能力を維持させる為には、常に日々の積み重ねや確認が必要となりますので、一旦できたからといって安心してしまうと、日々の習慣で理解したはずのコマンドが不安定になる事の要因になります。パターンを理解するのは、とても長けていますので、そのパターンが正確でなければポジションは崩れますし、ランダムになると動けなくなります。様々なシチュエーションを想定しながらコマンドを1つずつ丁寧に理解をさせ、日々の生活でも実践していきましょう。
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