今日のSTORM君のレッスンは、前回のレッスンの復習とコマンドの基礎トレーニングの進め方などについてのレクチャーと実践トレーニングです。
アテンションとアイコンタクトに関しては、まだ取り組んだばかりですので興味のあるモノや誘惑刺激が加わる事で反応は一気に低下します。現在の段階では、正しい反応を待つ時間を与える事も必要ですが、同じ状況を何度も繰り返すことは成長に結びつきませんので、ステップアップの際は、状況判断を間違えないようにしていきましょう。また、アテンションとアイコンタクトとの関連付けを教えますが、同時に座る行動を関連付ける事で現在のコマンドの基礎トレーニングにも良い影響を及ぼしますので意識的に行うようにしてみて下さい。
また、その他の基本的なコマンドも本当にフランス語で教える意味があるのかどうか?を考え、飼い主さんがスムーズに出せる言語でストレスなく瞬間的に表現できる言語にすべきです。今日のレッスンの中にも多くの言語が入り混じる事で、STORM君には、より難解なトレーニングになりますので再考してみて下さい。
STORM君との遊びに関しては、「遊ぶ」という概念を作り出す事から始めなければいけないようですが、ご自宅での居住空間にSTORM君が自由に持ち運べるような場所にオモチャがある事は望ましい事ではありません。飼い主さんへのワクワク感や期待感を引き出す為にも、遊びのスタートもフィニッシュも飼い主さんのイニシアティブで遊べるようにしていきましょう。
動くモノを追う行動は、本能的に行いますがレトリーブをする事は教えていく必要がありますので、単体のボールよりもロープなどを活用して、引っ張りっこで遊ぶことから始めてみて下さい。
呼び戻しの際の、飼い主さんとSTORM君との距離間の改善については、前回のレッスンでも指摘させて頂き改善するトレーニングを実践して頂きました。
飼い主さんがトリーツでの誘導が習慣になっている面がありますので今回のトレーニングでは、ハンドシグナルだけでポジショニングできるようにして、報酬としてトリーツを与えますが、与えるポイントをシッカリと守る事で距離間の改善ができるようになっていますので、現状を維持してください。
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