久しぶりのレッスンとなったリサちゃんは、トレーニングをする時間が少なかったこともあり基本的な動きの確認と、レッスンで行う環境刺激の弱いコマンドのトレーニングと環境刺激の強い日常生活の中でのコマンドの活用の違いを理解した上でのトレーニングを行いました。
基礎的なコマンドの動きの確認はできましたが、相変わらずハンドラーからの声掛けや誉め言葉が多用され、本当の意味のある誉め言葉がかけられていない状況が続いています。正し行動の際の誉めは必要ですが、間違っている行動に対しては、スルー出来る事を理解させると正し行動の頻度が高くならず自己判断で動く傾向が強くなります。
環境刺激の弱い設定でも、このような不安定さが出てきますので刺激が強くなればハンドラーへの意識が維持できなくなっても致し方ないように感じますが、ハンドラー求めている理想の関係は、刺激に強くブレないコマンドの実行性ですので、ディストラクションとしての刺激を加えた中で、同じようなヒールポジションが可能なのか?を確認しながら実行性を高めましょう。
日常でも同じようなシチュエーションが必ずあるはずですが、それなりに流してしまう事の方が多いと思います。日常からシッカリと実行性を高められるように意識的に対応してみて下さい。
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