今日の麦ちゃんのレッスンは、前回までのレッスンで学んで頂いたコマンドの実行性の進捗状況や修正方法についてのトレーニングを行いました。
課題であった他の犬への吠えなどの関しては、現在は少し落ち着いているようですが、メンタルの変化やバブルちゃんと関係性などによっても反応に変化が表れる場合もありますので今後も観察していきましょう。理想形は、現在の状況のように相手の犬に対して「積極的な無視」が出来る事です。
夕方や夜間は警戒心も高まり、人影に対しての反応や歩き方に特徴のある人には反応しているようですが、飼い主さんが適切にコントロールをしていくことや、環境の状況判断をしてください。
以前のレッスンで行った右脚側と左脚側のポジションは、左脚側が少し斜めのポジションですので右脚側と同等程度の精度の実行性を実現させていきましょう。
トリーツの使い方も誘導でのトリーツから報酬のトリーツに切り替える事とトリーツを出す頻度に変化を与えることで姿勢の維持ができます。
現在の麦ちゃんと飼い主さんの間で、この姿勢維持の強化が必要なのが「待て」と「伏せ」のコマンドです。
「待て」は、最低でも30秒以上は待てるようにトレーニングをしてください。「お座り」と「伏せ」の2つの姿勢で待てるようにトレーニングをしてください。飼い主さんの正面での「伏せ」は、トリーツを食べに浮いてしまう傾向がん見られます。これはトリーツを与えるタイミング・方向・頻度で改善できますのでトレーニングをしてみましょう。
ボールは大好きですが「オフ」や「アウト」でちゃんと出せるようにトレーニングをしてみましょう。またフライングディスクに対しての意欲もありますので、飼い主さんのディスクの扱い方や強化方法に課題があります。麦ちゃんが楽しく思えるようにトレーニングをしてみて下さい。
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