今朝のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、パコ君・モモちゃん・ローキーちゃん・レティーちゃん・ウィル君です。それぞれのステップアップトレーニングと課題修正トレーニングに取り組んで頂きました。

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パコ君は、脚側行進の紐付きと紐なしの速歩での差をなくせるようにしながら集中力を維持できるかどうか？が課題です。左屈折の同調性は、前回のレッスンよりも同調性が出てきていますので速歩のリズムを現在よりも少し速めで走れるようにして下さい。また課目終了時の脚側停座の位置は、前回よりも改善が進んでいますので真っすぐな脚側停座を目指しましょう。伏臥の実行速度も以前より意識が高まっていますので、目指すべき速さに対してのトレーニングを続けるようにしていきましょう。立止の実行性は安定してきているようですので現状を維持しましょう。行進中の伏臥の際に指導手が犬の元に戻った際に、指示前に動き出す傾向が見られます。同じようなタイミングでトレーニングせずに姿勢維持時間を延ばしながら進めましょう。自由選択科目は、課目として成立できる課目を見つけていきましょう。

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モモちゃんは、鼻鳴きと指導手との距離間についての同時進行のトレーニングとなりましたが、鼻鳴きに関してはスタート時の脚側停座の状態や、その場での伏臥や立止の課目の際の改善が引き続き必要です。脚側行進の指導手との距離間の改善に関しては、基礎トレーニングに戻しながら丁寧に進めていきましょう。以前よりもターンや屈折の際の膨らみは改善されていますが、今目指している距離間は更にタイトなポジションですので焦らずに進める事が大切です。その場での伏臥も、今日のような寒くて地面が冷たい状況下でも拒否せずに実行できていることは大きな評価をしてあげるべきです。立止は、鼻鳴きとの関連性もありますので引き続き取り組んでいきましょう。

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ローキーちゃんは、10課目を通して全体的な構成が見えてきていますが、所々で急激な集中力の低下が見られる場合もあります。しかし、以前よりも意欲的な反応も見られますので１課目ごとを丁寧に終われるようにしていきましょう。脚側行進の全体的な完成度も上がっていますし、課目終了時の脚側停座に関しても精度が上がってきていますので集中の持続が可能となっています。立止の方向性の修正も許容範囲内にはありますが、更に改善をしてください。行進中の作業に関しては、伏臥の際の視符が無くても声符のみで実行できるように今後も目標としてトレーニングをして下さい。また行進中の停座は、規定位置に停座ができる事を目指してください。

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レティーちゃんは、脚側行進の理想的な姿勢維持を目標にしていますが、指導手の基準に少し幅がりますので、どの姿勢を求められているのか？をレティーちゃんが理解できるように基礎トレーニングに戻しながら丁寧に進めていきましょう。また報酬を与えるポイントなどもレティーちゃんに読まれてしまうと集中力の低下の要因になります。報酬が出る際に指導手の動きと出ない時の動きが、とても分かり易くなっていますので誤差がないように一定に保てるようにして下さい。行進中の伏臥に関しては、寒さと地面の冷たさに対しても拒まずに伏臥ができています。この状況下での、多少の肘浮きを気にするよりも伏臥の姿勢を持続している事を大いに誉めてあげて下さい。

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ウィル君は、脚側行進の常歩での集中力の維持と速歩での左屈折の際の遅れに対しての改善トレーニングです。常歩での集中に関しては、指導手からの指示の出し方や誉めるタイミング、報酬を与えるタイミングなどの工夫が必要です。特に集中できていない時の指導手からのフィードバックが、ハッキリしませんので出来ていることは誉めつつもよそ見や臭い嗅ぎに対しては許さないように注意して下さい。左屈折時の遅れに関しては、指導手との同調性を考えますが、指導手の屈折をする際の速度が速すぎる点も改善ポイントです。ウィル君の動きやすい速度を探しながらもウィル君に合わせるのではなく指導手がイニシアティブをとって脚側ができるようにしていきましょう。行進中の伏臥は、もう少し速く伏臥のコマンドに反応できるようにして下さい。自由選択科目は、完成度の高い課目を作れるようにしていきましょう。

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