C/L:ルナちゃん&パンチョ君

カウンセリングでお伺いしたのは、ルナちゃん(トイプードル4歳7か月♀)&パンチョ君(トイプードル3歳11ヶ月♂)です。課題は無駄吠えの改善と言う事でしたので、現状の飼い主さんとの関係性や2頭の反応などの確認をさせて頂きました。

2頭ともに、明るい性格ですし人懐っこいトイプードルらしい面が多々見られます。ただ、現在の課題も含めて飼い主さんご家族と2頭の中での関係性の構築が進んでおらず、どちらかというと犬主導の関係性のまま現在に至っていますので、チャイムなどに吠えても飼い主さんからの注意や指示は耳に届きませんし従う気持ちも成立していません。

特にパンチョ君は、テリトリー意識が強いことや吠える事が習慣化していますので、自分の要求は全て吠えとして表れます。先住犬のルナちゃんは、とても要領が良いようですので目立たないように自己主張をするタイプです。しかし、屋外での他の犬に対しての吠えはパンチョ君よりもルナちゃんの方がアグレッシブです。

飛びつく習慣は、飛びつくと撫でてもらったりトリーツを与える際のお決まりポーズが、2足歩行状態という習慣が飛びつきを強化してしまっています。これは、飼い主さんが無意識に行ってしまっている事ですので今日のレッスンで学んで頂いたように、正しい「お座り」のコマンドの出し方や姿勢を維持させてトリーツを与える与え方で、如何に犬の意識が変わるのか?をご理解ください。

落ち着きのなさや気の散りやすさ、集中力が持続しない点は、現在の年齢の♂犬ならでは特徴ですが、ニンゲン側がシッカリとイニシアティブを握りコントロールすることで集中力は強化されますし、同時に落ち着きも出てきます。

課題である無駄吠えに対してのニンゲン側からの意思表示(禁止コマンド)をどのように伝えるか?はその時々で多少の違いはありますが、課題となっている反応や行動に対して明確に「間違っている」という分かり易い意思表示を瞬間的に与えられるかどうか?がポイントになります。今日のレッスンの中でも改善が見られていますのでニンゲン側が理論的に理解をして、実践していくことが大切です。

ご家族が多い場合、改善のためのトレーニングを進める場合に、ご家族全員の対応の共有が必要となります。それぞれのご家族で対応に一貫性がないようになると、トレーニングを進める上で混乱を招きますので、極力統一した対応を心がけてください。

お散歩自体のスタイルの確立も進める必要があります。犬が先行し過ぎるお散歩は、他の犬への反応を速くさせてしまいますし、飼い主さんと一緒に歩調を合わせて歩くようにしていくことも必要です。

他の犬に対して吠えに関しても、正しい行動と正しくない行動へのニンゲン側の正確なフィードバックが適切になされるかどうか?が今後の改善のポイントとなりますので、今までのように犬側に選択権があった関係性から飼い主さん側に選択権があるようにしていきましょう。

フードの置き餌やオモチャの出しっぱなしなど、改善しなければいけない事は沢山あります。今まで良かれと思い行ってきたことは、安易に犬の立場だけを高めてしまい、本来の飼い主さんからのコマンドに従う心を育むことを進められていません。今後は本来の関係性を再確認して2頭との理想的な関係性を深められるようにトレーニングを通じて改善を進めていきましょう。


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