本日のトレーナークラスはインドアでのフードステージとアロマステージのセッションを開催しました。参加されたのは、トレーナー4名とモカちゃん・ペペ君・remo君の3頭です。
モカちゃんは、1年ぶりのフードステージと言う事もあり16歳という年齢を考慮して、BOX移動でのフードステージのセッションを行いました。視力や聴覚も衰え、新しい環境では少し恐怖心が少し強くなっているいうことでしたのでBOX間の距離や個数などを考えながら進めました。
最初のセッションでは、やはり環境の変化による戸惑いが強く見られましたが、徐々にノーズワークを思い出し、鼻を使うことができるようになっていました。BOX移動では、積極的な動きも見られましたので、また次回もノーズワークを楽しんでみましょう。
今回から本格的にアロマステージのセッションをスタートさせることになり、remo君とペペ君のセッションのチャレンジが始まりました。ペアリングから基本的なステップアップをの方法をセッションを繰り返しながら、理論的なレクチャーと実践トレーニングを行いました。
remo君は、まだ少しBOXに対しての心残りはあるようでしたが、アロマへのペアリングでも積極的な動きが見られました。
途中、音に対しての違和感からハイドに対しての反応が不安定になりましたが、これもセッションを進める上では、リカバリーの方法やタイプ別のセッションの組み立て方の方法を経験する上では、とても良いレッスンとなりました。今後のステップアップでも、使用するオブジェクトやハイドの種類なども考えながら進めていきましょう。
ペペ君は、フードステージ同様に非常に意欲的な動きを見せ、ペアリングからステップアップのセッションまでスムーズに進める事が出来ていました。
意欲的な分、反応速度も速くハイドへのナチュラルアラートに対してのハンドラーの判断が、1/10秒程度の差で大きく変わる可能性がありますので、高い観察力が求められます。またクリッカーなどを使用した方法の弱点なども実際のセッションを通して経験できたことは、とても有意義な時間でした。
この記事へのコメントはありません。