ノーズワークトレーナークラス

本日のトレーナークラスに参加されたのは、ビギナークラスにはハル君・ペガサスちゃん、ステップアップクラスにはニア君・トレーナー2名とノーズワークセッションには、ビギナークラスにプリンちゃんの4頭です。

トレーナークラスのテクニカルカリキュラムでは、本日のビギナークラスの参加者は、意欲的なタイプでしたのでステップアップをすることに関しては、極端な配慮は求められませんでしたが、BOX移動における最初のコンタクトで、如何に周りの環境に左右されないようにフードBOXへの集中を高めさせるか?という点においては、まだ自己判断やバリエーションに乏しい点がありますので今後も多くのタイプの犬とのセッションを経験していくことが求められます。また1セッションの時間の体感や、セッションの何を基準として終わらせるのか?も再確認してみましょう。前回のビギナークラスからのステップアップに関しては、その犬の現状のメンタルを確認しながら進めることと前回との比較を動画で確認しながら進めてみました。セオリーカリキュラムに関しては、「自立心と自信」のベースを築くことを先行し「集中力と意欲」のステップアップという考え方や、アロマへのステップアップのためのトレーニング段階のお話などをさせて頂きました。


ハル君は、最初から少し興奮気味でエリアの確認や何をすべきか?の理解ができていない状態でしたが、セッションが進むにつれて、フードBOXとクリーンBOXとの嗅ぎ分けもシッカリとできていましたし、トレーナーを追いかけずにフードBOXを探す事で達成感を感じることができていました。到達できたときに、周りからの拍手にご満悦な表情で、これから楽しいノーズワークが始まりました。


ペガサスちゃんは、フードBOXに対しての理解がとても早く、サーチ速度もセッションを進めるごとに早くなっていました。ただ、今までの経験上、トレーナーの動きを追いトレーナーから得る意識の方が高い状態が続いていましたが、セッションを組み立てることでエリア内のフードBOXのサーチとして嗅覚を活用する事理解し始めてくれました。Step1~3のバリエーションには全く躊躇がありませんでしたので、今後も楽しみです。


ニア君は、1か月前にビギナークラスに参加し2度目のクラスでしたが、良く理解できており前回のセッションの後半で行ったセットでもフードBOXに到達できていました。ただ、後半は少し興奮気味となり集中力の持続がなくなりましたので設定の難易度を上げずに進めました。特に最後のハンドラーへの戻りが悪いようですので誉めながら気持ちよく終わらせて上げれるようにしていきましょう。


プリンちゃんは、ステップアップのセッションでした。設定の難易度が上がることでセッション時間が延びますので途中で集中が切れてしまう場面も見られましたが、鼻を使うことと使い方はとても上手になってきました。後半は、ハイドの設定を3か所で難易度も上げましたが上手にクリアできていました。また楽しみましょう。


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