今日はwith sarada FIELDにて無料しつけ教室を開催いたしました。参加されたのは、茶々君(トイプードル4歳♂)・麦ちゃん(ポメラニアン×ミニチュアダックスフントMix7か月♀)・てん君(ポメラニアン×トイプードルMix10ヶ月♂)・ラムちゃん(ラブラドールレトリバー12歳1か月♀)です。
茶々君は、飼い主さんとの関係性の改善が急務です。未去勢ということもあり、自我の強さも感じられますし、それに対抗する飼い主さんの対策や方法が明確でないことにより、どちらかというと正しい方法とは逆の方法を選択してしまい現在の課題を強化してしまっています。一定のコマンドの理解はできていますが、トリーツの取引になっていますので基本的な知識や技術を身につけながら、今後の茶々君の犬生が楽しいものになるように今できることから考えてあげましょう。
麦ちゃんは、とても活発ですが飼い主さんへの意識が希薄で、周りの刺激に対しての興味が強く良い意味で好奇心旺盛です。理解力もありますが、その高い意欲を初めて犬を飼う飼い主さんには、少し持て余してしまう反応が今回の課題につながっています。まずは、アテンションに対しての反応を強化してアイコンタクトとの関連付けをつけながら、名前を呼ばれたら自然にお座りができるようにしていきましょう。呼び戻しに関しても、名前に対しての印象を良くして、飼い主さんに向かって走っている行動を誉めるようにして下さい。また、首輪のサイズが合っていないこともありますが、リードと首輪に対してのイメージが悪くなっていますので改善をする必要があります。またお散歩の動きも飼い主さんと一緒に歩くことを楽しく教えることで周りの刺激に対しての対応も可能になります。
てん君は、パピー期の社会化が不足している点と、本来持ち合わせている性質との兼ね合いから警戒心が強くなり新しい環境への馴致に時間を要するようです。しかし、まだ月齢も若く、馴致までの時間も極端に長い訳ではありませんので今後の育て方いかんで改善傾向にも変化が出てくると思います。慎重かつ積極的に様々な場所での良い経験を増やすことや、第三者に馴らしていくことも大切なポイントです。ノーズワークなどで自立心や自信を育てていくことは十分に可能ですので是非チャレンジしてみてください。飼い主さんへの依存が強いようですが、コマンドの理解度も高いですから、。トレーニングをする上での知識や技術を飼い主さんが身につけることでより良い関係が築けると思います。
ラムちゃんは12歳。シニアの域に入り、今までとは体力や意欲の低下も感じられるようになってきたようです。若いころの動きや反応を見ている飼い主さんから見ると、少し淋しく感じられることもあるようです。これから気温も湿度も高くなるシーズンを迎えることなどを考えると、涼しいインドアスペースでのノーズワークは、ラムちゃんのこれからの犬生への+αの楽しい時間の提供になります。スマホで写真を撮りすぎたことで、カメラやスマホを向けられることに抵抗感があるようです。今日のレッスンで行ったようにイメージを改善して、良い笑顔の写真を撮ってあげてください。
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