昨年9月のカウンセリング依頼、初めてのレッスンになりましたレイちゃん&テンちゃんですが、前回のカウンセリングでは、チャイムや訪問者への吠えの改善がメインでした。カウンセリングで改善が見られたことで、少し落ち着いていたようですが、最近の課題はお散歩中の他の犬や第三者への吠えが強くなっている事とトイレトレーニングのリトレーニングが目標です。
トイレに関しては、今までにトイレトレーニングとしての経験がありませんでしたので、まずはチェックシートで1日のリズムを掴んだ上でトイレの成功事例を積めるように工夫しながら進める必要があります。次回までに準備をして取り組んでいきましょう。
お散歩に関しては、現在は自由過ぎるお散歩になっています。特にテンちゃんは、吠えに関しては、とても反応が強く出ますので対応が遅れると、自分で吠えることが興奮につながり飼い主さんの声が耳に届かなくなります。
お散歩のスタイルやルールを飼い主さんが認識したうえで2頭に理解させることが必要になります。飼い主さんと一緒に歩くことを1頭ずつ教えていきましょう。
「ヒール」のコマンドで横についている事やアイコンタクトをしている行動をシッカリと誉めるようにして下さい。現状のお散歩でも、テンちゃんがアイコンタクトをしていても誉めることができていませんので良く観察してください。面倒でも1頭ずつコマンドを理解させると2頭引きでも可能になります。
常にヒールポジションで歩く必要はありませんが、臭い嗅ぎも飼い主さんからの許可で臭い嗅ぎができるようにすると、いつも飼い主さんを意識して歩いてくれるようになります。あくまでも飼い主さんが2頭の動きを良く観察して評価してあげることが大前提です。
屋外での「お座り」の持続や「伏せ」の持続も、少しずつ進めていきましょう。
この際も、飼い主さんにシッカリとアイコンタクトをしている事を確認してください。余所見をしたり臭いを嗅いでしまうと静止時間は延びてきません。
トリーツの使い方によっても犬の動きは変化します。ただトリーツを使うのではなく、トリーツの意味や出てくる場所・タイミングなどを良く理解して使用しましょう。屋外での「伏せ」良くできました♪
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