5年前の6月のレッスン以来となるしぇり君(トイプードル5歳4ヶ月♂)の課題は、チャイムや訪問者に対する吠えやお散歩中の他の犬に対する吠えなどの改善と共に、現在の飼い主さんとの関係性の改善についてのトレーニングです。
とても愛らしかった3ヶ月から5年の年月が経ち、ワガママな小山の大将に育ったしぇり君は元々、理解力のある反面、しぇり君の成長と共に変化する反応や行動などを飼い主さんが理解しないと生活の中の基準が全て、しぇり君の思うがままになってしまい、肝心な時に全くコントロールできない状態になります。今まで以上に、しぇり君を観察し、何を学んでいるのか?を確認した上で、改善に取組みましょう。
例えば、サークルに入ると、ジャンプして自己表現が強くなりますが、この時に飼い主さんが声をかけたり反応する事で、更にこの行動が助長されます。ジャンプが始まってから声をかけるのではなく、「お座り」が出来たら誉められたり報酬がもらえることに気づかせることで全く反応が変わります。
今まで、どちらかと言うと誉めたことが無いくらい、しぇり君には無関心であった分、今後は今まで以上に観察し、良い面を引出してあげましょう。
幸い、「しぇり」というアテンションには、とても反応が良く動いてくれますので、アテンションとアイコンタクトを関連付けて、飼い主さんをシッカリと見つめてくれる関係性を作れるようにしていきましょう。
チャイムに対しての吠えについても、しぇり君に分り易く禁止コマンドを伝えることで改善が出来るようになります。ここで重用なのは、家族全員が同じルールの中でしぇり君に接することですので例外の無いように皆さんで話し合って進めて下さい。
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