オビディエンスグループレッスン

今朝のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、ローキーちゃん・トナ君・モモちゃん&レティー&リュウ君・タンゴ君・ブルース君&リンゴスターちゃんの5組8頭です。

ローキーちゃんは、刺激の中でもコマンドに反応し実行できるように日頃から取り組んで頂いています。「ヒール」のコマンドにも集中できていないと中々維持できないこともありますが前回よりも意識の変化は見られます。脚側停座や脚側行進の際の指導手の肩の使い方を、意識的に行うのではなく無意識に動いていますので改善できるようにしていきましょう。伏臥のコマンドの修正に関しては、まだ理解が進んでいないようですのでトリーツの使い方を再確認しながら自発性を強化して下さい。


トナ君は、自宅やお散歩のコースなどでは、コマンドの実行性も高くなり成長も見られるようです。指導手の緊張感などがトナ君に伝わってしまう事や普段のトレーニングと声掛けの頻度や表現力が変化してしまう為に環境の変化で普段とは同じような動きにならない結果になっています。「どこでも同じことが出来る」を目標に、トレーニングの内容も再確認しながら進めていきましょう。指導手が落ち着いてコマンドを出せるようになると自然に理想的な動きができるようになっていました。


レティーちゃんの脚側行進の姿勢の強化トレーニングですが、指導手のレティーちゃんの動きの判断が、その時々でズレてしまうこともあり効率よく、指導手の意図がレティーちゃんに伝わりづらくなっています。脚側停座の集中時の確認も理想的なスタートを切るための要素になりますので1つ1つの動作の確認をしながら進めて下さい。失敗させずに続けることは、とても難しいですが焦らずに進めて下さい。


ブルース君は久しぶりのグループレッスンでしたので環境を確認する時間が必要でした。また指導手の出すコマンドに対しての集中や実行性は、もう少し改善の余地がありますので、動きながら改善させるのではなく正しい行動を持続させるという考え方の取り組みを行いましょう。


モモちゃんは、現在のトレーニング方法を理解してきていますので集中力と意欲の持続も延びてきています。脚側行進の際の声掛けやコマンドを今後は少なくしていきながらステップアップしていきましょう。紐なし脚側行進では、まだふらつきが目立ちますのでシッカリと脚側行進のポジションを認識させながら進めて下さい。招呼は、とても良いバランスになっていますし、伏臥のコマンドへの反応も速く、立止も1度のコマンドで実行できていました。


リンゴスターちゃんは、スタートの際の脚側停座の集中が低下しているのは何故か?を指導手が理解しないでコマンドと指示を出していましたので、現状の犬の反応や行動の理由を、冷静に見極められるように注意して下さい。脚側行進の遅れに関しては、以前よりも改善されてきている部分はありますが、湿度や気温が高くなると動きも緩慢になりますので注意して下さい。伏臥のコマンドへの反応速度は、もう少し速くなりますのでトレーニングをして下さい。


タンゴ君は、日常をメインに今までとは飼い主さんの対応に規律を設けて暮らしてもらっていますが、様々な場面で抵抗感からの行動や反応が見られます。今日のレッスンでも、中々コマンドに従う気持ちが見られず、すぐに臭い嗅ぎなどの行動に移行してしまう場面が多く見られました。今後は、1度のコマンドで確実に実行させるように飼い主さんが、実践していきましょう。脚側停座も、最初は緩慢でしたが、「実行しないという選択肢を与えない」という明確な気持ちと態度臨むことで、実効性も高まります。伏臥のコマンドも、視符を徐々に無くして声符のみで実行できるようにトレーニングをしていきましょう。コマンドが出ている間は、余所見をしないで飼い主さんを見続ける事も非常に重要なことです。後半の伏臥は、とても集中した姿勢と視線でしたので次回までに自主練習とルールのステップアップを進めて下さい。


リュウ君は、飼い主さんへの依存が強く、中々「待て」で離れることができませんでした。今日のレッスンでは、2m~3m程度の距離から「待て」の基礎トレーニングを行い、最後は5m程度で5秒間の待てができていました。脚側停座や脚側行進などの動きが、飼い主さんの傍に居る事ができますので、非常に高い集中力で実行できます。多少のポジションの修正は必要ですので脚側停座の正しいポジションを理解させて1度のコマンドで実行できるようにトレーニングをしてみて下さい。


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