今日のローキーちゃんのレッスンは、課題である呼び戻しについての現状の確認とトレーニング方法について改善などのアドバイスをさせて頂きました。また、平行してフリーズの「待て」のコマンドの際の姿勢の維持が出来ないという事でしたので、実践の中から動きを見させて頂き改善方法に取り組みました。
コマンドの本来の意味を再確認
フリーズの「待て」は、とても高度な緊急停止の「待て」です。何かを目標に走って進んでいる状態から、飼い主さんの「待て」のコマンドで停止する訳ですから、環境刺激や誘惑刺激よりもコマンドが優先です。ローキーちゃんの場合は、コマンドを優先するという認識も強化が必要ですが、まずは出したコマンドの維持という点も改善と強化が必要です。
「Sit」のコマンドも解除されるまで同じ姿勢を維持しアイコンタクトも維持できる事が本来ですが、この姿勢も報酬や誉め言葉が解除になっているようですので、改善をしました。同じように「Down」は「Sit」よりも自主解除の意識が強くコマンドを出してから「Down」の姿勢の維持は、5秒程度ですので、本来のコマンドとして理解が進んでいないようです。
これも、今日のレッスンで姿勢の維持とアイコンタクトを強化したことで、解除のコマンドが出るまでの持続ができるようになってきました。この意味を理解することで課題のフリーズの「待て」の姿勢である立った状態での「待て」も同じように姿勢を維持して待たせるように教えることで集中して待つことができるようになります。
今日は飼い主さんと向かい合った状態の指示ですが、何かに向かって動いた際には、短い距離からステップアップしていきましょう。
その他にも「Down」での「待て」で飼い主さんが離れる状態など、様々な状況でもコマンドを実行できるように日々の生活環境を利用したトレーニングを取り入れてみて下さい。
-I speak Dog too!!- with sarada
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