今日のたんぽぽちゃんのレッスンは、前回のレッスンで行った屋外でのオビディエンストレーニングの反省点や今後のステップアップで必要な要素についてレクチャーと室内から出来る実践トレーニングを行いました。
集中と開放
「集中と開放」をトレーニングの中で具現化して行う事を本当に理解して活かされているのか?を再確認することは、とても重要な事です。「集中」は、どこまでが集中なのか?そして、どのように集中させるのか?「開放」は、どのタイミングで行うのか?どんな意味があるのか?を理解し取り入れていく必要があります。
1つ1つの動作から連続的な動作へステップアップしなければいけない段階のトレーニングを考えた場合、集中する時間を延ばす際の「誉め」や「報酬」の使い方のタイミングや頻度を考慮し行わないと、本来の目的である「集中」の持続の為のトレーニングにならない場合があります。これは、トリーツなどを使う場合の指導手側の理解度の問題にもつながっていますので、どのタイミングと、どんな意味で報酬を与えるのか?で犬の理解度も大きく変わってきます。
「よく出来たね」で与える報酬のパターンを繰り返すと、報酬を貰う事が解除につながります。「よく出来てるね」という進行形が集中につながりますので「持続している事」に対する報酬を考えましょう。
脚側行進は連続している動作であり、且つ高い集中力が必要となりますので、静止姿勢の集中力が脚側行進の長い時間の集中にも良い影響をもたらします。また、「開放」は「集中」が出来ているという前程で効果を表します。トリーツが解除となるパターン化学習を理解している場合は、「開放」の本来の意味を理解できていませんし「報酬」としての「開放」の意味となっていませんので、2つの大切な要素を丁寧にトレーニングに取り入れるようにしましょう。
-I speak Dog too!!- with sarada
この記事へのコメントはありません。