P/L:レオ君。

初レッスンのレオ君(ミニチュアダックスフント3歳5ヶ月♂)の課題は、要求吠えが強く飼い主さんの指示に従ってくれないことなど関係性の改善に関しての全般的なお悩みです。

どう伝えるか?

3年間の生活の中で築き上げてきた飼い主さんとの関係性は、どちらかと言うとレオ君の立場の方が優先してしまい飼い主さんの気持ちが思うようにレオ君に伝わっていないようです。この大きな要因は、レオ君の要求が強くなり吠えの頻度や強さが増してくると、結局、飼い主さんが根負けをして要求に応えてしまう事にあります。

乗ってはいけない場所ややってはいけない事に対して、行動をさえないようにトリーツで誘導したり環境の整備だけでは既に通用しない段階に来ています。だからと言って押し付ける行動だけでも反発を招きますので「損と得」の理論をレオ君が理解できるように飼い主さんがフィードバックできるように対応を改善していきましょう。

吠えの抑制

チャイムや訪問者に対しても強い吠えで自己アピールを繰り返します。これに対して、飼い主さんの声は届かず改善には至っていません。今回は、サークルを利用して「吠えてはいけない事」と「吠えなければ良い事がある」という2つのフィードバックを与え、飼い主さんが求めている事をシンプルに理解させました。

「ハウス」のコマンドの理解度もありますが、自分の要求や意志が通じない事に対して吠える傾向がありますので、この吠えに関しても明確に静止させてください。また基本的な「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」などのコマンドの理解力も正しく理解されていないようです。自発的に動き出す「お座りから伏せしてごろん」は「芸」としての動きをパターン化で覚えているだけに過ぎませんし、これも要求行動の1つです。

日々の生活の中での主導権を如何に飼い主さんが握れるか?が問題解決の1つの方法ですし、一定の運動を与えてストレスの発散も考えてあげましょう。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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