初レッスンのはなちゃん(シーズー5歳♀)&くぅちゃん(シーズー3ヶ月♀)の課題は、先住犬のはなちゃんと今回新たに家族として向かいいれたくぅちゃんとの相性についてのご相談です。
飼い主さんの介入の有無
先住犬のはなちゃんに対する飼い主さんの愛情は深く、はなちゃん自身の性質も非常に落ち着いた人懐っこい性質をしています。反面、パピー期の社会化の不足などもあり、他の犬に対しての免疫がなく、今回のくぅうちゃんの行動や反応に対しては逃避行動で対応しているようです。このはなちゃんの逃避行動に対しても飼い主さん側からの介入も多くなる事で、余計にくぅちゃんとの関係性は先延ばしになりますので、検討する必要があります。
逃げる事で、その場しのぎを繰り返すと成長した段階でのくぅちゃんとのやり取りの方が更に困難になります。性質的な大きな違いも見られますが、はなちゃんの性格も飼い主さんに対しての我の強さや要求行動など、今までの習慣により我侭になりつつありますので、現状よりも良い関係になるような方向性の改善も必要なように思えます。
社会性の違い
ブリーダーさんで6頭兄弟で生まれたくぅちゃんは、生まれた時から他の犬との競争の時間とコミュニケーションの時間と母犬との愛情の時間を過ごしています。本来持ち合わせている性質の違いもありますが、この社会性の違いが大きく相性の差を広げているようです。
意欲的に何にでも興味があり積極的な性質は、そらちゃんとは正反対の性質といっても良いくらいの活発なパピーです。これからの2頭が、より良い犬生を過ごせるように、飼い主さんも再度、様々な事を学びながら楽しい時間を過ごせる工夫をしてみて下さい。
-I speak Dog too!!- with sarada
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