with sarada 108th Yokohama-School。

今年最後となるwith sarada 108th Yokohama-SchoolをG’sgさんにて開催いたしました。
参加されたのは、初参加のルイ君&ちびた君・ステップアップのローキーちゃん・らき君・チャバディ君・そらちゃん&ウークちゃん・ブルース君&リンゴスターちゃん・モコちゃん&プーちゃん・クイールちゃんの8組12頭です。
最低気温1℃の寒い朝でしたが、犬たちは元気イッパイにランを走り回りコミュニケーションタイムでも、それぞれの犬たちがそれぞれに時間を楽しんでいました。
個別の課題に経の取り組みと、今年1年の感謝をこめてシンプルに呼び戻しのタイムトライアルで景品をゲットして頂き、皆さんの持ち寄りで楽しく美味しいランチタイムを過す事ができました。


ルイ君は、初めての環境や犬に対しての吠えは、自宅での課題と同じように飼い主さんの指示は無視されています。環境への適性はありますので時間をかけて馴らす事と、経験を積むことで改善されます。基本的な飼い主さんとの関係性は、トレーニングの時間で築くのではなく日常ですので、日々の係わり合いの中のルールの見直しなどをご家族で話し合いましょう。また、同居犬のちびた君から受ける影響もありますので2頭の対応をシッカリと確立させる必要があります。

ちびた君は、ルイ君同様に吠えのコントロールが出来ない状態です。自宅よりも、今回のような違う環境や他の犬に対しての攻撃的な吠えは、社会化の不足が大きな要因です。また飼い主さんが、ちょびた君の中で、飼い主さんとして認識されていませんので当然ながらコマンドへの実行性が低下しますし興奮した状態では、コマンドは無視されます。「ダメなものはダメ」を教える強い気持ちが必要ですし、反面、正しい行動が出来た時に心から誉める事も必要です。この2つの明確な飼い主さんとしての表現力を身につけてシンプルに対応して下さい。

ローキーちゃんは、相変わらず動きが速く、今回はどんぐりの拾い食いでの飼い主さんとの戦いでした。飼い主さんの禁止事項に対する強い気持ちも以前より安定してきていますし、コマンドに従う気持ちも維持できるようになってきています。呼び戻しのトライアルでも、コマンドを正しく理解した事で、1位になれました。今後も1つ1つを丁寧に教えていきましょう。

らき君は、久しぶりのスクールとなりました。他の犬に対するアグレッシブな面に関して、飼い主さんとの関係性を今よりも確実な関係性に築いていかないとコントロールできない場面も出てきますが、非常に意図的で本犬は冷静に行動していますので、飼い主さんの観察力を高めながら禁止する事だけではなく誉める機会をどんどん増やしていけるようして下さい。現在は、中々、らき君に時間を割いて上げれない状態が続いているようですが少しでもいいですから時間を作りストレスを発散させましょう。ノーズワークのフードステージは、流石に上手にハイドを発見できていました。

チャバディ君は、少し体調の悪い時期もあり、トレーニング自体が久しぶりでしたが、今まで覚えた動きは、ちゃんと理解しているようです。シニアの入り口に差し掛かってはいますが、本犬がやりたい事に対しては、とても高い集中力と意欲が出ますので、楽しく過せるように工夫をしていきましょう。呼び戻しでは、いつもより速く動けていました。

そらちゃんは、いつもとは違うメンバーが加わると、少しテンションが低下してしまい、本来の動きを出せないようでした。特に他の犬から受ける影響は大きく、このような性質が自宅付近のお散歩での課題として逆の条件で表れています。ただ、攻撃的ではありませんので、同じようなシチュエーションを経験しながら克服していく事も十分に可能ですが、メンタルの状況を確認できる飼い主さんの観察力も必要です。ヒールポジションでの歩行に関しては、楽しく出来ている時と誘惑刺激に左右される時がありますが、飼い主さんがそらちゃんの反応を見極められるようにして誉めるタイミングなどを今のパターンから、実質的な動きに対しての誉めに改善できるようにしてみて下さい。

ウークちゃんは、後ろ足の調子が良くなっていることもあり、動きに本来のキレが出てきています。以前は、他の犬に対しての気持ちの強さもありましたが、現在は、自分の範囲をシッカリと持っていますし、必要以上に興奮をしなくなっています。これも脚の動きの改善が要因になっています。反面、自宅付近での課題は、動きやすくなっている分、気持ちが大きくなる傾向も出ていますのでお散歩の先行する距離間や速度を感じながら対応しましょう。ヒールポジションでの歩行は、今までの飼い主さんが与えているトリーツのタイミングと、今後目指してもらいたい動きにつながる為のトリーツの与えるタイミングの差を実感して頂きました。トライアルでは、見事に2位。今後も期待しています。

ブルース君は、いつものグループレッスンとは違う環境下で同じレッスンをしても、いつものように動かない事を理解して頂きました。これは、指導手の気持ちの変化と、それに伴うコマンドの出し方の変化や環境そのものの違いです。全く、いつものレッスンとは違う声の出し方は、ブルース君には非常に大きく影響しますので、今回のような課目のトレーニングに限らずに、状況に左右される指導手のメンタルには、十分に注意しましょう。トライアルでも、少し周りに影響を受けていましたが、以前のように戻らないという結果にはならず、確実に戻って停座できていましたので成長を感じます。

リンゴスターちゃんは、ブルース君のミスを再確認して行って頂きましたので、トレーニング自体に冷静さがありました。環境が変わっても行う事は同じである事を教えると、いつものように同じ動きになります。伏臥の速度の向上なども、形にはめずに、向かい合った状態やランで動いている状態など、時と場所を形式を選ばないで、まずコマンドに対してのイメージの強化から始めないとスピード感は向上しません。トライアルは、課目の招呼の動きが安定しましたので、スピード感のある良い動きでした。

モコちゃんは、寒さの中でも同じように動けるかどうか?を確認しました。地面の環境が変化してもいつものように動けていましたし、停座の姿勢も一生懸命頑張って座り続ける事が出来ていました。特に伏臥の姿勢が維持できるようになった事は、一番の成長です。トライアルでは、今回は、ノーズワークがなかったので寄り道をせずに真っ直ぐ戻ってこれました。大型犬の多い中で、13歳にチワワとしては、驚きの6秒台です。

プーちゃんは、脚側行進のポジションの修正や集中力の維持を目的で、トレーニングレベルを下げて行いました。また障害飛越の動きの確認も合わせて行う事ができました。少し集中力が散漫ですので、指導手との距離間もでています。次回以降は、意欲の強化を行う意味でも基礎トレーニングに戻しながら動きを安定させましょう。障害飛越は、片道も往復も問題ありませんが、休止が一番の課題です。特に寒さの中で伏臥の姿勢の維持が課題です。

クイールちゃんは、体調が万全ではない中でしたが、作業に対しての集中力は相変わらず高く、オビディエンスの動きも理解できています。トライアルでは、少しいつもの集中がなかったのでスタートダッシュが出来ずに、いつもの上位入賞は出来ませんでしたが、次回に期待します。


2017年も、本当にお世話になりました。
また皆さんの着実な成長を見る事ができて、ご指導させて頂いている立場としては、これ以上ない嬉しさと感動がありました。来年は、戌年です。犬に関する様々なイベントも多いと思いますので、日頃のトレーニングが活かせる場面では楽しく過せるように皆様の活躍を期待しております。
来年1月のスクールの予定は2018年1月20日(土)を予定いたしております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。


 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

関連記事

  1. オビディエンスグループレッスン

  2. P/L:ラルフ君。

  3. P/L:ブランシュちゃん。

  4. P/L:グミ君

  5. P/L:ルカ君。

  6. オビディエンスグループレッスン

  7. P/L:レティーちゃん&龍君

  8. G/L:アメリちゃん&マノンちゃん

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Archive

2017年12月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031